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サップチャレンジ


去年の夏、職場の上司に誘われてサップにチャレンジしてきた。
今日はその日の記録を記そうと思う。


山々の隙間から降りてきた風が優しく水面を撫でる、心地の良い5月。
僕は湖の上にいた。




今回の湖は赤谷湖という湖で、僕は初めてきた場所だった。



サップというスポーツをご存知だろうか?
水の上にサーフボードみたいな板に乗って立ったり進んだり落ちたりするスポーツだ。



インストラクターの元気なお姉さんにヘコヘコしながら僕のサップ体験が始まった。



一通り口頭で教わった後



「じゃあ、行きましょうか」




いよいよ湖へ。





まずサップボードの上に座り、湖に繰り出す。

肌に触る風と冷たい水が気持ちいい。


チャプチャプと進み、いよいよ



「では、立ってみましょう」





スタンダップの指示が出た。




怯えていても仕方がない。
僕は勢いよく立ち上がった。




するとどうだろう。
今までとは全く違う景色が広がっていた。



水面近くでも、遠くでもない新しい視野だった。
湖の青さと太陽の眩しさを一身に受けて、僕は自然と少し仲良くなれた気がした。



涼しい〜〜〜と思った次の瞬間、

背中から湖に落ちた。



高く上がった水しぶきは太陽光に反射して煌き、まるで柳花火のように落ちた。




人それぞれ楽しみ方はあるだろうが、サップに行った際はその目の高さを楽しんでほしい。

どうも。 サッと読んでクスッと笑えるようなブログを目指して書いています。