見出し画像

モンスターボーイズ立ち退き願

僕は人生の中で自分以外全員女という空間にいることがめちゃくちゃ多い。
親父が何年か単身赴任してた、吹奏楽部だった、など原因は様々だがとにかくそういう状況が人より多い。

だから僕は女友達の方が圧倒的に多い。
遊びに行っても軽く買い物したついでに入った店で5時間とか喋る。
逆に男子が大量に集まった時のあのノリが苦手だ。入り方がわからない。


女子との方が気張らずに楽しく話せることが多い。
自慢じゃないんだ。(これを自慢と捉えること自体ちょっとアレだと思うぞ僕は。)


女性は男性に比べ人にジロジロみられることが多い、と思う。
僕はピンク髪や金髪長髪の時期もあったのでその辺の話もよく合う。
髪のケアの話もそうだし、性的な相談には男性として答えられるから重宝される。

だから「男女の友情はあり得る?」みたいな話になると「まずなんでありえない前提で聞いてくるんだ」と憤慨する。
「恋人以外の異性とふたりで会うのはムリ」とか言われると僕は友達を半分以上失うことになる。
たまったもんじゃない。


普通に友達でいいだろう。
線引きがどこだか知らないがお互いのことを気遣い楽しく過ごせる友が異性で何が悪いんだ。

世の中にいる「一発やる事しか考えてない脳内直列回路オモワクみえみえモンキーモンスター」のせいで友達になりたいのに警戒されてしまう事がある。
(普通に女性側の防衛本能だと思う。)
そういう人間のせいで、
今までとっても仲の良かった友達が「恋人ができた」と理由でもうふたりでご飯にいけなくなるという現象までおこる。
(これは彼氏側の防衛本能によるものだと思う。)


マジでモンスター許せん。そういう男だけ消費税5000%になりやがれ。
世の中にいる会ったこともない変態と断片的に伝える社会のせいで僕から友達が減ってくかもしれないんだぞ勘弁してくれ。


男女の友情なんてあり得るに決まってるだろう。普通に待ち合わせして会って買い物しておしゃべりしてめちゃめちゃ楽しかったわー!またなー!で別れたのが男性か女性かなだけだろう。
「ふたりで会うのはアレだよね」「絶対やってる」「それでやらないなんて男じゃない」「それは女が悪い」などバカみたいな文言が流布するからいけないと思う。


女友達が多いのに対して、僕が振られる理由ダントツトップ「お前は友達としかみられない」なのも納得いくかもしれない。
それはそれで困るときもあるのだが、要するに信頼されてるということだ。


「安全だ」「女友達みたい」「オカマに近い」「ほんとについてんのか」などの褒め言葉(?)も頂く。
(男性だし異性愛者だ。容姿も男性だ。異性愛者のことをストレートと呼ぶのも僕はどうかと思う。でも今回はその話じゃないからまた今度)


相手が許せば女友達とふたりで買い物はおろか遊園地も海外旅行もいける自信がある。
絶対楽しい。
僕は考えが中性的(女性的?)なところがあるし、配慮(生理時など)が全くできないわけではない。



「「「「女」」」」友達と旅行に行ってきた

のではなく

海外旅行に行ってきた。一緒に行った友達は女だった


だ。


「人として好きだ」みたいな表現にも違和感を覚える。
僕は結構みんなが好きだ。
友達のことがめちゃくちゃ大好きだ。
女であれ男であれ、こんな僕と仲良くしてくれて楽しい時間を共にしてくれる人は大好きだ。




だから「好き=付き合う」も違うと思う。
そうなったら僕は何人と付き合わなくちゃならないんだ。


付き合う理由って(好きの濃度はあれど)、

①恋人にならなくてはできないことをあなたとしたい(価値観によるが、旅行や性行為、同棲など)
②友達みんな大好きだけど、あなたと最も長い時間一緒に過ごしていたい
③あなたと結婚したい(あなたと私の子供が産みたい)
④別に友達のままでもいいんだけど、あれこれ(旅行や性行為)をする時に関係に名前があった方が周りへの説明がはぶけて楽だ

この4つだと思う。


極論を言ってしまえば別に付き合ってなくても夜を共にできるし、それは男女問わず僕だけじゃないと思う。
よって②×④が付き合う理由になることが多い。


性教育がまともにされなかったおかげでSEXの話はタブー視されすぎだし、考えるのを放棄している人も多い。
“隠すべきこと” とされすぎだと思う。
マジでなんのために生物やってんだ子孫を残すためだろうその話ができなくてどうするんだ。
ボーリング場に行って「ピンを倒すのなんて卑猥よ!」と言って全員でビリヤードやってるようなものである。




あれこれ並べたが、まとめると僕はちょっと生きづらいのだ。
愚痴ってしまってすまない。

友達と共に過ごす時間を心おきなく楽しみたいのだが、見えない圧力や、偏見、歪んだものの見方や極端な判断、またそれを創り・許してしまう社会がちょっと気に食わないのだ。
じゃあ外国に行けばいいだろうと思うかもしれないが、日本の友達は日本にいるのだ。
社会を変えることはできないが、せめてこのブログを読んでくれたあなたにわかってもらえたら嬉しく思う。


どうも。 サッと読んでクスッと笑えるようなブログを目指して書いています。