今さら聞けない!レギュラーコーヒーってなに?
こんにちは、よたろーです。
コーヒーって、いろいろな名前がありますよね。
例えば、エスプレッソとか、カフェラテとか・・・
そのなかでも「レギュラーコーヒー」というワードは、皆さん一度は耳にしていると思います。
「レギュラーコーヒー=普通のコーヒー」という認識の人が多いと思いますが、正確なところはどうなんでしょうか?
今回は、このテーマについて深掘りをしていきます。
ちなみに、よたろーは
・スペシャルティコーヒーを15年間常飲
・プロが混じる中でコーヒーコンテストで優勝経験あり
・コーヒーのコンサルで多数実績あり
このような経験をしてきました。
今までの経験を活かして、分かりやすく説明をしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.レギュラーコーヒーとは?
レギュラーコーヒーとは、焙煎されたコーヒー豆100%のことを言います。
レギュラー、つまり「正式な」コーヒーをのことで、豆のままでも挽いてある粉でも同じ呼び方。
19世紀末にインスタントコーヒーが実用化されたことによって、それまでのコーヒーと区別されるようになりました。
その結果、レギュラーコーヒーという言葉が使われるようになりました。
両者の違いはどこにあるでしょうか?
レギュラーコーヒー:水に(完全には)溶けない
インスタントコーヒー:水に溶ける
そう、このような違いがあるのですね。
ちなみに、レギュラーコーヒーは和製英語。
なので、英語圏の国々ではレギュラーコーヒーというとホットのブラックコーヒーを指す場合が多いです。
アメリカやカナダなどでは、砂糖とクリーム入りのホットコーヒーをレギュラーコーヒーと呼びます。
旅行の際に、豆知識として知っておくと便利かもしれません。
2.日本におけるレギュラーコーヒーの話
日本では、全日本コーヒー公正取引協議会という組織があります。
協議会によって、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーに区分されてきた歴史があるのですね、
しかし、その長い歴史に一つの転換点が訪れました。
あの有名なネスレ社の登場です。
ネスレ社が、インスタントにレギュラーコーヒーを加えたレギュラーソリュブルコーヒーという新商品を開発。
その表示に関し、協議会においてかねてより議論があり、最終的にコーヒーの定義が変更されたというものです。
改定定義ですが、
レギュラーコーヒー:コーヒーノキの種実を精製した生豆を焙煎したもの及び煎り豆に生豆を加えたもの並びにこれらの豆を挽いたもの
インスタントコーヒー:煎り豆または煎り豆にコーヒー生豆を加えたものから得られる抽出液を乾燥した水溶液の粉状、顆粒状その他の固形状のもの
このようになりました。
日本ではこのような違いがありますが、インスタントとレギュラーコーヒー業界におけるシェア獲得競争の激しさが近年増しています。
ネスレ社は積極的にオフィスなどに「アンバサダー」などで従来のレギュラーコーヒーマーケットに攻勢をかけています。
その一方で、レギュラーコーヒーはコンビニなどで使用量を拡大させているのです。
基本的には、どのようなコーヒーであれ、それがどのようなコーヒーであるのがきちんと消費者に伝われば良いのではないでしょうか?
そして、最終的に消費者が、味わい、用途、値段などで選んでいくことにはなるのでしょう。
3.まとめ
今回は、レギュラーコーヒーについて解説をしました。
自分も、きちんとレギュラーコーヒーについて知らなかったので、正確な情報を知る良い機会でした。
どのようなコーヒーであれ、メリット・デメリットはあります。
そこのところをきちんと把握してコーヒーを選んでいくと、もっと楽しいコーヒーライフが送れるのではないかと思います。
今日も、良いコーヒーライフを!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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