見出し画像

良質な青春ものを読むと死にたくなるな

詰まらない話を聞いてくれ

「古見さんは、コミュ症です。」という漫画が無料公開されていたので読んでみたのだけど良すぎた…あまりにも良すぎて期間中に4周して期間終了後にはすぐにキンドルで全巻購入するほどにハマってしまった…
語りだすと多分5000字は手早く書けるので置いといて表題の通りの話に入ろうか
自分は結構な強さの青春コンプ(≒学歴コンプ)とそれに付随する鬱症状を持っているのだけど自覚しているし自分の選んだ道だから普段はあまり表に出してないしナリをひそめているのだがこういう良い青春ものを読んでそれが卒業に近づくと顔を出し始めるんだ
それを軽減するためにもちょっと自分のつまらない高校1年の話を聞いてくれないか?
喜劇にするにはフィクションがいるし悲劇にするにはドラマがないただただ救いのないバカの話だよ

先生、僕はあなたを恨みます

自分はバスで通うくらいの距離の進学校もどきに通っていたのだけど1年の時は漫画研究部の幽霊部員として先輩にもまあまあ可愛がられて勉強もまあぎりぎり着いていってたんだけど一つ問題があった。
やりたいことと自分の適性の乖離に気づかないふりをしていたんだ
成績でも考え方でも完全に文系脳だったのだけど生物が好きでそれに関することがやりたかったので理系を志望していたんだ。心の中では自分は文系しかできない人間だということは痛いくらいわかっていたのにね
親もそれをわかってくれていたから1か月以上俺と真摯に向き合ってくれてついには俺を説き伏せ文系に進むよう背中を押してくれたんだ
ここまでだとどこにでもある陳腐ないい話なんだけどね
1年時のうちのクラス担任がまああああああああ評判の悪い人でちょっと語弊というかほかの方にも失礼に当たる言い方にはなるが女教師の悪いところを煮詰めたようなぶりっ子教師だったのだ
自分を親が必死に説得して書かせた進路希望「文系」の紙を提出したところ、ほかの生徒には何にも言っていなかったのにあろうことかこんなことを言い始めたのだ
「庭鳥くん、理系じゃなくていいの??」
「(は?)いえ、親と話し合って文系に決めたのでそれでお願いします」
「え~~~でもぉ…庭鳥くん生物とかやりたがってたし~…」
「いえ親とひと月話し合った結果ですのでそれでお願いします」
「でもぉやりたいことやってほしいし~…」
「いえry」
「でも~」
いいよ!!!じゃあもう理系にするよ!!!!
!!!!それでいいんでしょう!!!

「あっ…でもぉ…」
「どっちなんだよ理系に書き直したよ!!!」
うろ覚えだが大体こんな感じである。担任の名前は一切思い出せないけどこのやり取りは心が弱ると毎回思い出すのでね…
先生、もしかしたらあなたは生徒の自主性を尊重して意見を促したとほくほくだったのかもしれませんが(2年にあがるときに別の高校に移るってなった時にてめえ一人だけ泣いてたしな)
僕はあなたを一生かけて恨みます、それを感知してほしいとは思いません。ただの僕の私怨ですので

転がり落ちきれないのが自分なんだろうな

そこからの自分の高校生活はまあ行ってしまうと堕落的で享楽的になった
授業は大体寝て2年時から始めた部活の弓道は真面目にやりつつも本気ではなくテキトーで家に帰ればその時から始めた格闘ゲームに深夜まで何時間でもふける
多分今の自分があの時の自分に会ったらまあ殴り散らかすだろうな、俺は俺が嫌いだ
そんな生活で信用も学力も積み重ねられるはずもなくどんどん落ちこぼれていってセーフティにも手を出さず自縄自縛になっていった。真面目系クズでもないクズ系クズの完成だな
余りにも書くことも書いて気持ちいい事もないのでぶっ飛ばすがもちろんのこと受験にも失敗した、まあEランFランくらいならイケるくらいではあったが家の金銭面を言い訳にして滑り止めも用意しなかった。実際その辺のランクの私大には姉が行っていて金銭きつかったってのを聞いてたのもある。親にも言われた。俺が悪いのにな。いや、俺とあいつのせいにしとこう。
とまあこんな感じで受験爆死し数学で留年しかけたけど一応普通に卒業をして心停止系ニートをしたのちなんとかかんとか適当に働いてるのが今の現状だよ
クズのクズには落ちきれないのがなんとも俺らしくて笑えるだろうか?

人生に必要なもの

長々と書いたけど用はクズが底辺で這いつくばってますって訴えよな
だけどクズにも人生ってやつがあってまあまあ同情できる出来事があることもあるんだよね、同情してなんのメリットもないけど。
今は格ゲーしながらなんとか今の生活を良くすることを考えてるから成長したもんだ。当面はyoutbeのチャンネルの育成かな。
web系の資格も取りたい、やりたいこと多いなあ
でもここでこうやって吐き出したことで結構楽にはなったかな
何人読んでくれてるか知らねえけど
ああーほんま、ほんまほんまほんま
人生に必要だったもの・只野仁人
だわ本当に
これ読んだやつ全員「古見さんは、コミュ症です」読んでくれ一巻範囲の黒板での筆談まででいいからさ?

蛇足

この症状を前に発症したのは数年前にニコニコでやってた「らき☆すた」の一挙放送を見たときだ…やっぱり受験勉強が描写されると自分の中の劣等感が鎌首をもたげるらしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?