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11月25日(2017)再びのアジア王者

2017年11月25日ACL決勝2nd leg アルヒラル戦。
1週間前サウジアラビアで行われた1st legは貴重なアウェイゴールを得て1-1。
土曜日の埼玉スタジアムには、開場前から多くのサポーターが集まった。浦和美園駅からの道に掲げられた横断幕のメッセージに気持ちが高まる。

10年前はまだサポーターではなかった息子と北ゴール裏へ。
試合前2007年の星から繋がる壮大なビジュアルがスタジアム全体に広がり、圧倒的なホームの雰囲気を作り出す。

アルヒラルの猛攻に耐え、最後はラファエル・シルバの強烈なシュートが北側のゴールネットに突き刺さった。
ベスト8まで進出したミハイロ・ペトロビッチ監督がリーグ戦の不振で7月に解任。
準々決勝以降を引き継いだ堀孝史監督は川崎戦で鮮やかな逆転勝ち。準決勝の上海上港戦、決勝のアルヒラル戦は強豪相手に粘り強く戦い、見事に栄冠を勝ちとった。特にそれまで出場機会がなかった長澤和輝の起用と青木拓矢のアンカーでの活躍が印象に残っている。
初めてのアジア王者を体験する若者たち、10年の月日を噛み締める大人たち。みんなで喜びを分かちあった。
また来年こんな最高の夜が訪れますように。

因みに1995年は、11月20日に9年勤めた会社を辞め、12月1日から新しい会社に移った。本来なら有給休暇期間のはずだが、両社の仕事が重なり、とんでもなく忙しい10日間になってしまい、11月25日の福田正博が得点王を決めたPKと紙吹雪舞う駒場の映像は、ニュースで見たと思う。春に生まれた長女と親子3人、9月23日横浜マリノスとジュビロ磐田の試合で国立に行ったのが、この年唯一のスタジアム観戦だった。

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