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3月19日(2017)大阪卒業遠征

あの日のわたしたち 〜浦和レッズ30年〜

2017年3月19日。ガンバ大阪戦。
2年連続吹田スタジアムへ。息子は昨年平日で参戦できなかったが、今年は高校卒業と大学合格の春休みでお祝いを兼ねて遠征。朝こだまで大阪へ向かった。  

阪急電車とモノレールを乗り継いで万博記念公園へ。駅から近いはずなのに、ショッピングモール内を抜けられないため、昨年と同じくぐるりと回ってスタジアムへ。自由席の列に並ぶ。しばらくの待機ののち列が動きだしゲートをくぐる。
ゴール裏10列目位の席に陣取り、たこ焼き食べつつキックオフを待つ。

試合はレッズが度々シュートを放つがゴールを割れず、後半今野泰幸のヘッドで先制を許す。73分負傷交代したガンバGK藤ヶ谷陽介は、リーグ戦最後の出場であり(この年引退)、代わって入った田尻健(現鳥取)はJ1デビューそして唯一の出場になった。2人の好守もあり1-0で迎えたアディショナルタイムにPKを獲得。ラファエル・シルバが決め漸く最後の最後に追いついた。

試合終了後、映画でインタビューさせて頂いたお母さんと娘さんに2年半ぶりに偶然お会いできて嬉しかった。激闘の余韻が残るスタジアムで、オフィシャルカメラマン近藤篤さんが一人写真をチェックしている姿が素敵。

大阪市内のホテルに戻り近くでどて焼きを食べた。翌日は黒門市場や長居スタジアムへ。息子はこの大阪旅行をきっかけに遠征の楽しさに目覚めたらしい。

そして5年後の2022年3月19日も長く記憶に残るであろう一日になった。ダヴィド・モーベルグの鮮烈なゴールは、同じ背番号10ロブソン・ポンテのデビュー戦での衝撃が蘇った。後半雨でびしょ濡れになったが、気分は晴れやかな最高の試合だった。

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