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「旅と発信」の活動理念

昨夜、思いがけないメールが届いた。8月に某ラジオ番組にゲスト出演し、憧れの方と対談することになるかもしれない。2021年の「奇跡体験! アンビリバボー」出演以来の大きな出来事になりそうだ。また時期が来たらお知らせしたい。

自分が予想していたよりも早く、理想の生き方や働き方に近づいてきている気がする。行動と発信を繰り返すなかで、多くの方々の支えや応援もあり、流れはドンドン加速している。

今日は改めて、活動理念について整理してみる。

ぼくは、自身の「旅と発信」を通じて、海外に出る日本人を少しでも増やしたいと思っている。「海外に出る」というのは、旅行でもワーホリでも留学でも、何でも構わない。ぼくの文章がきっかけで、「やっぱりもっと海外に行きたい」と思ってくれたら嬉しいし、一度も海外に出たことのない人や、旅行に興味のなかった人が、「行ってみたい!」と思ってくれたらもっと嬉しい。「まずは国内を旅してみよう」でもいい。旅の楽しさを知れば、きっとそのうち海外にも興味が湧いてくると思うから。

正直、日本の将来になかなか明るい展望を持てずにいる。物価は上がっても賃金はなかなか上がらない。人口減が進むなか、超高齢者社会を迎える。現役世代の負担は増していく。人手不足で福祉の現場はどうなっていくのか。また、国内でのテロ行為や闇バイトのような、「どうしてこうなってしまったんだろう」と思うような事件も増えている。

不安なニュースや不穏なニュースばかりが続き、社会に寛容さや余裕がなくなってきているのを実感する。良い方向に変わってほしいが、今の政治を見ていてそういう兆しはあまり感じられない。かといって、自分が直接社会を変えられる存在になれるわけでもない。政治家や実業家になれるわけでも、なりたいわけでもないし、グイグイ引っ張っていくようなリーダータイプでもない。

だけど、自分が所属する社会なのだから、他人事でもいたくない。何かできることはあるはずだ。今は好きなこと、得意なことを通して、社会に少しだけ良い影響を与えられるかもしれないと思っている。

それは、多くの日本人に、「海外っていいな」「旅に出たいな」という憧れを抱かせることだ。かつて沢木耕太郎さんは、紀行文学の名作『深夜特急』でそれをやった。

社会で活躍する人や、人生において何か大きな仕事をする人は、ぼくが見てきた限り、必ずといっていいほど海外経験があった。海外留学をしていた人や、留学はしていないけど海外旅行はたくさんしてきたという人がたくさんいた。

ぼく自身も、様々な海外経験から大きな影響を受けてきた。その経験は、人生の糧になっている。精神的な豊かさももたらしてくれた。

だから、ぼくの旅や発信によって、「海外に行きたい」と憧れる人を増やせたら、少しは意義があるんじゃないかと思う。

まずは旅をして、ドンドン文章を書いていきたい。そしていずれは、『深夜特急』のように、大勢を夢中にさせ、旅に駆り立てるような力強い本を生み出したい。ガイドブック的な本ではなく、もっと根源的に人の心を揺さぶり、「旅に出たい!」とソワソワしてくるような本を。

だからこそ、悠長なことは言ってられない。人生は限られている。ぼく自身が「そのうちお金が貯まったら行こう」という姿勢では、なかなか海外に出られない。ちょっと無理をする必要がある。言ってしまえば、旅行は遊びである。だけどぼくにとっては、使命感と覚悟を伴った遊びである。この活動を仕事にしたいと思っている。

この数年間でどんどん安定志向になり、チャレンジを恐れるようになっていくのを感じていた。一時は人生を諦めかけた。「何か大きなことを成し遂げる人とは、器が違うんだろうな」という気持ちにもなった。それでもやっぱり諦め切れなくて、昨年の終わり頃から、「自分を変えたい」と強く思った。そして行動を起こすなかで、実際に変わり始めた。それで今がある。気持ちは随分回復し、バイタリティーを取り戻せてきた。

旅ととも大切なのは、チャレンジ精神だと思っている。ぼくは旅をする人も増やしたいし、それと同時に、なんでもいいから自分の好きなことにチャレンジする人も増やしたい。

だからこそ、自分自身が新しいチャレンジをして、それを発信する。旅に限らず、旅をするまでの過程や、何かに挑戦する自分の生き様を発信する。失敗や挫折も含めて。そこに刺激を受けてくれる人もいるかもしれない。何かを思い、行動した結果、どういう結果になるのかを、丸ごと書いていきたい。

そういう活動を通して、「海外に行ってみたい」「自分も挑戦してみたい」とワクワクしながらチャレンジしていく人を増やしていく。それがぼくの現時点での活動理念。

1ヶ月前に、思い切ってオーストラリアとフランス行きの航空券を買った。これがひとつ目の覚悟だった。

だけどやっぱりお金が足りない。そのうえ、もっと大胆なチャレンジもしたい。そんなとき、いろんな方が「支援したい」と声をかけてくださった。

最初は躊躇もしたけど、自分の「旅と発信」を本気で行うために、支援金を集めることにした。これがふたつ目の覚悟だった。

いろんな仕事をしてきたし、いろんな肩書きがあるけど、今のぼくは、旅と発信をする人間。もっと良い表現が見つかるといいけど、「ライター」というよりは、「(旅の)エッセイスト」の方がしっくりくる。

コロナの影響もあるが、現在日本人のパスポート保有率は17%まで低下している。しかしコロナ前でも24%程度だった。

このパスポート保有率が30%、40%と上がっていけば、良い方向に変わってくると思っている。世界を知ることは日本を知ることでもある。そして様々な国で人や文化と交流することで、きっと良いインスピレーションを受けるはず。

ぼくにできることは、常識にとらわれず柔軟な発想で行動を起こし、旅に出て、見たもの感じたことを、楽しみながら発信すること。ワクワクした気持ちを伝播させていきたい。

ただいま3社の企業様、43名の個人の皆様よりご支援いただき、
総額447,866円のご支援をいただきました!
ファースト目標まで、あと352,134円(現在56%)
ネクスト目標まで、あと752,134円(現在37%)
オーストラリアの旅出発まで、あと26日です!


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