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フランスの旅(12)カーンから世界遺産モン・サン・ミッシェルへ

フランスの旅、12日目は印象深い出来事があったので、大半のことは、下記noteに書いた。

ここに書き切れなかった分のメモを、以下に残しておく。

朝、9時10分の電車に乗るため、8時半くらいにカーンのホテルを出る。晴れていて気持ちよかった。

快晴のカーン
気持ちの良い朝

日曜だからか、街のパン屋さんは閉まっている。だけど駅構内の売店(小さなパン屋さん)は空いていて、アップルパイとパン・オ・ショコラ、アメリカーノを購入。6ユーロくらいで安かった。近くにあった駅ピアノにチャレンジしてから、レンヌ行きの電車に乗り込む。

駅の売店でもパンのクオリティは高い

1時間半でポントルソンに到着予定だったが、鹿との衝突のため40分遅れ、1日2本しかないバスを逃してしまう。その後の奇跡的な経緯は上のnoteに書いたとおり。

車窓風景

無事モン・サン・ミッシェル近くのホテルヴェールにチェックインし、荷物を置いて休憩。その後2.5kmほど歩いてモン・サン・ミッシェルへ向かった。軽いハイキング。美しい道が続いていた。そして島の周りは何もない。

橋を渡ってモン・サン・ミッシェルへ

羊がいたのは驚いた。放牧地帯になっている。あと、橋ではなく、湿地を裸足で歩いて渡っている人たちもいた。ガイド付きツアーみたい。

羊がたくさんいた

モン・サン・ミッシェルへは一般車両の通行が規制されているため、観光客向けに無料のシャトルバスがひたすら往復している。Uターンしなくて済むよう、運転席が前後両側についていて、折り返しのときは運転手が反対側に座るだけで良い。

両側に運転席があるシャトルバス

島に着いて、修道院につながるかわいらしい小道を進むと、お土産物屋さんがたくさん。口コミによれば、島内のほとんどのレストランは大しておいしくない割に高過ぎるようだ。「ぼったくりだ」「絶対に行かない方がいい」みたいなことがたくさん書かれている。それでもお客さんはたくさんいた。さすがの観光地だ。

モン・サン・ミッシェルのメインストリート

小道のゆるやかな坂を登っていくと、修道院があり、その入り口のところでノルウェー人の3人と再会した。少し会話して修道院へ。入場料は11ユーロ。そして日本語のオーディオガイドを3ユーロで借りた。

複雑な建築になっている修道院

修道院はどんどん増築していったようで、複雑な作りになっていた。キリスト教には疎いが、長い歴史があることはよくわかった。てっぺんの教会からの眺めが抜群に良かった。

最上部にある修道院付属教会
教会前からの眺め。歩いて渡ってきた橋が見える
修道院の中庭と回廊

その後、島をぐるりと回って、夕日を楽しみ、ヌテラのクレープを食べた。おいしかった。

3.5ユーロのクレープ

また橋を歩いて渡り、ホテルへ戻る。夕暮れが素晴らしかった。

夕日が美しかった

売店で買ったシードルを部屋で飲んで、夜はホテル横のレストランで、魚のメニュー。ムール貝を食べようとしたら、「今はシーズン外」と言われて残念だった。

シードル
夕食の魚料理

けれども、世界遺産モン・サン・ミッシェル。長年、「別に行かなくてもいいかな」と思っていたけど、やはり一度は来る価値のある場所だと感じた。島の周囲にあんなに広大な湿地が広がってきて、羊の放牧地になっているとは知らなかった。生の景色は素晴らしい。

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