講演のための思考メモ(16)趣味のインタビュー活動が仕事につながった経緯
「月5万稼ぐのがどれだけ大変かわかった」「仕事が楽しい」と心から感じ、充実した日々を過ごせるようになったのは、社会人3年目の後半あたりからだった。この頃には添乗の苦手意識も消えていたし、編集部での仕事も良いチームワークのなかで進められた。
しかし、仕事に慣れてしばらくすると、新たな感情が芽生え始めてきた。
社会人4年目のあるとき、大手外資系企業に勤めていた大学時代の友人が、突然会社を辞めて、ひとりで事業を始めた。会社での年収は決して悪くなかったはず。それを手放すということ