【インバウンド】店頭の案内プレート、「仕込中」「支度中」を避けるべき理由とは?
「準備中」の一択!
飲食店を営業する皆さんは、お店が営業時間外であることを外部に示すプレートとして、「準備中」「支度中」「仕込中」の3種類のうち、いずれか1種類を使用しているのではないでしょうか?日本人相手であれば3種類のどれでももちろん問題ないわけですが、インバウンドを考えると、結論から言えば「準備中」以外を選んではダメです。以下に説明していきます。
中国語でもそのまま通じる「準備中」
その理由とは、中国語でも「準備中」は簡体字(中国本土で使われる)の場合「准备中」、繁体字(台湾・香港で使われる)の場合「準備中」で、中華圏からやってきた観光客も判読できるからです。これが「仕込中」「支度中」となると、中華圏の人はどういう意味なのか、さっぱり分かりません。営業状態を示しているのだろうとはおそらく理解してもらえるのでしょうが、営業中なのか、営業時間外なのかは分かってもらえないのです。
では「営業中」は?
では、「営業中」はどうなのでしょうか。「営業中」は中国語でも簡体字「营业中」、繁体字「營業中」なので、これはそのまま分かってくれます。というか、日本語では他の言い方がないので、そもそも他のものに変えようがないのですが…。
いずれにせよ、「今の時間帯は営業していない」ことを中華圏からの観光客に分からせたい場合、「仕込中」「支度中」という表記は全く役に立ちません。あなたがこれから案内プレートを選ぶのであれば、必ず「準備中」と書かれたものを選ぶようにしましょう!すでに「仕込中」「支度中」のプレートを使用しているお店でも、インバウンド誘客を志しているのであれば、早急に「準備中」のものに替えた方が無難だと言えるでしょう。
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