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企業研究『PELOTON(デジタルフィットネス)』

決算書から企業の強みや市場の可能性を読み解き、自分なりの仮説をもって事業の動向をとらえられるようになるのを目指して、お気に入りの動画等から学んだ「決算書のポイント」を「おすすめのコンテンツ」と共にまとめたノートです。決算書の勘どころをつかめるようになりたいという方に役立つ内容です。今後の決算でも加筆する予定です。

1.企業の強み

PELOTONの業界における特長
◆他社との差別化
 物理的にジムや機材を持たない
 メディアコンテンツを自社制作で投資
 魅力あるハードウェア+ソフトウェア+メディア(Apple型)
◆事業の成長性
 売上$607M(前年同期比2.7倍)
 サブスク会員109万人(前年同期比2.1倍)
 営業キャッシュフローが$376.4Mでプラス
◆ビジネスモデルの特徴
 ハードウェアの販売と月額サブスクリプション
 大都市のショールームで体験してオンラインで注文してもらう

2.市場の可能性

PELOTONの業界を取り巻く環境と市場の可能性
◆コロナの影響
 通常のジムには悪影響だが、その分PELOTONには追い風 
◆今後の注目ポイント
 コロナが落ち着いた後にどう成長するか
 LULULEMONのMIRROR等の競合

3.数字を読む着眼点

他の資料でも使える数字のとらえ方
◆売上が$607M(前年同期比2.7倍)
 数百億円規模の会社が上場後に2.7倍はなるのは珍しいの絶好調
◆サブスクリプションのマージンが56.8%
 コンテンツを自社制作しない場合は80%~85%が期待値だが、自社制作しているので妥当(しっかりコンテンツに投資している)
◆ハードウェアのマージンが45.8%
 ハードできちんとマージンを取り、コンテンツの自社制作にしっかり投資して魅力あるコンテンツを作っている
◆解約率が月次で0.52%
 ハードウェアをローンで買う人が多くてローンの期間(2~3年)は解約されにくいので、その点は割引いてみるべき

4.決算説明資料

2020年Q4 決算説明資料
https://investor.onepeloton.com/static-files/5155a9dc-1da8-4d6a-b232-3c231b8983b6

5.おすすめコンテンツ

(1)決算解説

決算書のポイントを理解するならコレ、おすすめの動画「シバタナオキの決算実況」と文字起こし記事「決算が読めるようになるノート」です。

(2)事業内容

企業の事業内容を調べるならコレ、おすすめのサイト「strainer」です。

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