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おすすめ本『insight(インサイト)』

「insight(インサイト)いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力」(ターシャ・ユーリック、中竹竜二 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
自分の存在価値は何か?本当に役に立っているのか?何がやりたいのか?と自問を繰り返している方、周りの人たちが自分のことを分かってくれないと苛立ちを感じている方にとって「自分がいったい何者か?」を理解するために役立つ本です。

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おすすめのポイント

1.自己認識とは

◆「自分を明確に理解する力」と「他人が自分をどう見ているかを知る力」
◆ビジネスでも家庭でも、成長の最大の機会は「気づき」にある
◆自分自身のパターンを理解することでその状況をコントロールできる

2.盲点を克服して自分を知る

◆前提を点検:
 過去に行った予測と実際に起こった結果を比較検証する
◆たえず学ぶ:
 良く知っていると思う分野を学び続ける
◆フィードバックを得る:
 自分に真実を告げてくれる人に能力や行動に対する意見を求める

3.自己認識に不可欠な「謙虚さ」

◆自分の弱点を理解して、不完全さを受け入れる
◆自分の意見に固執せず、他人から積極的に学ぶ
◆自分以外に関心をもって他人とつながる
◆自分に集中しすぎると周りが見えなくなり、自分を見つめる力も損なわれる

4.内省は自己認識を生まない

◆自分について「考える」行為は自分を「知る」とはちがう
◆内省(どれほど辛いかを言葉にするプロセス)ではなく、インサイト(何を学び、どう前進できるか)を得ることに焦点をおく
◆絶対的な真実を求める欲求は自己認識の敵

5.自分には「なぜ」より「なに」を問う

◆なぜを問う(原因を検証する)と被害者のメンタリティになり過去に閉じこもる
◆なにを問う(可能性を探る)と好奇心を引き出し未来に目が向く
◆人は「なぜ」の質問には一番簡単でもっともらしい答えを探してしまう

6.「うまくやる」より「うまく学ぶ」を意識

◆パフォーマンスではなく「学び」に焦点を合わせる
◆失敗を自分の力不足と責めてこだわるより、成長の機会としてチャレンジを楽しむ
◆事実だけでなく感情も分析しなければ、出来事を完全に消化して未来に前進することができない

7.自己認識を成功につなげる

◆発見したインサイトをもとに「行動するかどうか」が成功と停滞を分ける
◆どれほど予想外なフィードバックでも、行動を起こす方がいい
◆変えられないものへのこだわりを捨てれば、変えられるものにエネルギーを集中できる

8.自己認識をもつ組織

◆安心して真実を口にできる:
 集団的な思い込みが知らないフリをする習慣をつくる
◆フィードバックが行き交う:
 自分ではバリアを張って都合の良いフィードバックだけ受け取ってしまう
◆感謝を言葉で示す:
 必要以上に自分に注意が向くとセクショナリズムを生む

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