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おすすめ本『目からウロコのコーチング』

「目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?」(播摩 早苗 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
職場で部下と、家庭で子どもと、チームでメンバーと、より良い関係を築いて相手をサポートしたい、コーチングは頭でわかっているけど上手く使えている実感がない、という方に役立つ本です。

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おすすめのポイント

1.コーチングとは

◆相手の能力を引き出して自発的な行動を促すコミュニケーション
◆人は自分で答にたどり着いた時だけ前進できる:
 他人の命令では軽やかに動けない
◆みな条件が整えば力を発揮して自己実現に向かう

2.質問して聴いて受け入れる

◆質問する
 相手が答を探すことで能力が引き出される
◆聴く
 頭に浮かんだ自分の思いはすぐ手放し、
 相手の話を100%理解しようと思って聞く
◆受け入れる
 復唱で会話を完結させて安心を生む、同意しなくていい

3.承認する

◆承認欲求の源は「褒めてほしい」ではなく「認めてほしい」
◆結果より過程を見る:
 相手が結果を出せても出せなくても過程を見守り努力を認める
◆短所より長所を見る:
 短所と長所はコインの裏表、短所の指摘ではなく長所を認める

4.問題解決しようとせずに聴く

◆誰かに話を聴いてもらって受け入れられると、自分の思いを整理して前進できる
◆人は自分の中の答に出会いたい、だから話を聴いてもらいたい
◆コーチは自分が訊きたいことではなく、相手が話したいことを聴く

5.まだ底があると思って聴く

◆潜在能力の中から引っ張りだされた答がほしい:
 すぐにでる答は普段から考えていること
◆相手が今の段階で考えつくアイデアが「答」:答に正解はない
◆相手がどうしたいのか?を質問して答がでるのを信じて待つ

6.相手を軸に考える

◆職場でも家庭でも身近な人のことはわかったつもりでいて質問していない
◆人は会社や家族から「大切にされている」実感がないとエネルギーがわいてこない
◆自分の弱みを隠さずに見せるほうが相手は安心してしゃべれる

7.耳に届くアドバイス

◆自分が発信したい情報ではなく相手がほしい情報
◆話を全て聞き終わったタイミングで簡潔にいう
◆相手の人生の物語を一般論や自分の体験と一緒にして語らない
◆迷ったら自分がサポートできることがあるか尋ねる

8.行動につなげる

◆行動とは「何をすべきか分かる」だけでなく「どうやるべきかまで導かれる」こと
◆頭でぼんやり考えていることを目標として言語化する
◆相手の話は自分の都合の良い順にでてこない:
 目標/原因・背景/現状/行動に分類しながら聴く

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