蚊 いち
この夏コロナよりも鬱陶しく、最大の敵だったのが『蚊』です。現在進行形でヒトスジシマカにやられまくっています。
日常の二大業務である「洗濯物の出し入れ」「子どもの送り迎えの玄関出入り」で特に狙われています。油断するともれなく4匹くらいを”連れて帰って”きます。
昔から刺されやすい体質で、家族でいても人の3倍くらい刺されていました。見かけによらず”モテる”みたいです(血を吸うのはメスだけ。でも交尾後の産卵のために血を求めてくるあたりはなんともけしからん奴ら。まぁただ汗っかきで体温高かっただけ)。地球温暖化の進行の影響で激しく蚊の大量発生も進んでしまい、6月くらいから戦い始めて8月は史上最凶に多くの血が流れました(吸われました)。叩いて仕留めて赤く染まる手のひらを見ては、「またしても我が命を奪いよって…」と悔しさを滲ませます。
自分が吸われた実感がないときには、「嫁さんか、こどもか!?」と憎しみが倍増します。
蚊も夏バテしているらしいです。25℃~30℃くらいの気温で活動的になるということで、秋も油断できない状況です。むしろ、ヒトも涼しくなってきて外で遊びやすいこれからの時期が本番なのかもしれません。
みんなマスクしているので、いつもより多少多めの虫よけスプレーでも気兼ねなく振り撒けます。電車乗るのは気が引けますが。
蚊について無知だったので、ちょっと検索して調べてみた結果、意外だった事実のご紹介です。
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①血は主食ではない
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普通に花や果物の蜜を吸うらしいです。副食が血。チキンナゲット気分で吸われるのはいい迷惑です。
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②吸っている最中は、吸い終わるのをじっと待った方がいい
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途中で引っぱたいてしまうと、痒み成分でもある蚊の唾液が体内に残るようです。お腹いっぱいになった蚊は動きも遅くなるから、そこを狙えと。でもみすみすと”ゴクゴク飲んでいる”姿を見逃さないといけないとは…万引きGメンの心境ででしょうか(被害あるけど)。
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③『目に見えるヤツで』一番怖い存在かもしれない
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未知のウイルスはとても怖い存在ですが、肉眼でも捉えられるものの中で、もしかすると最も恐れないといけないのが蚊なのかもしれません。様々な感染症を媒介することで知られていますが、特に死亡率の高い熱帯熱マラリアを媒介するコガタハマダラカは現在、国内では九州から北には生息が認められていないのですが、地球温暖化が進んで平均気温が2℃上昇すれば九州から西日本一帯にまで生息分布を広げるのではないかと考えられています。
個人的な感想ですが、ヤバそうなヤツらであることは間違いないです。
地球温暖化問題は、もっと真面目に考えなければならないですね。