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モロッコ一人旅の断想①

13年前にモロッコへ一人旅に行きました。
今回初めての投稿ですが、当時を思い出し、文章に仕上げたいと思います。

なぜモロッコか?

当時、私は学生で休みを利用して頻繁に海外へ一人旅に出掛けていました。モロッコに行く前は、ヨーロッパやアジア中心。
アフリカはまだ未踏の地だったので、何となくモロッコを選びました。ただそれだけの理由です。

結論からお伝えすると、モロッコは最高です

結婚詐欺?みたいな出来事もありましたが、それも含めて最高です。

いかに最高かをお伝えできればと思います。

旅の行程

カサブランカ→シェフシャウエン→フェズ→マラケシュ→メルズーガ

カサブランカ

ヨーロッパ風の街並みです。ちょっと古びたヨーロッパという感じです。カフェが非常に多く、建物もおしゃれでとても良い雰囲気の街。
治安も良かったです。 
なんと言っても「カサブランカ」という名前が良いですね。
映画「カサブランカ」の舞台となった「リックス・カフェ」というレストランもあります。非常にオシャレなレストランでした。

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シェフシャウエン

カサブランカから北へ、スペインの近くにある町です。カサブランカからはバスで行きました。
バスチケット売り場は英語は通じず。
第二公用語のフランス語(第一公用語はアラビア語)の単語を並べてなんとかコミュニケーションを取った記憶があります。

シェフシャウエンは白と青に統一された街並みです。度肝を抜かれるほど美しい街並み!!
誰でもこの町の風景にはうっとりしますよ。

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どこ行ってもこんな感じの風景です。
ホントに街歩きの楽しい場所でした。

色々な国を旅をしていて感じるのは、途上国の子どもたちはとても人懐っこく、目が輝いています。希望に満ちた表情というか。
このモロッコも然りです。
ただ、この町では子供に乾電池(確か単一電池)を投げつけられました。。

フェズ

シェフシャウエンから少し内陸の方にある都市です。これまたバスで行きました。
フェズは、世界最大の迷路と呼ばれていまして、旧市街は尋常じゃないくらい道が複雑です。地図は全く意味を成しません。

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迷路の中は小さな店が並び、店番の主人は大声でコーランを読み上げ、狭い路地をロバが我が者顔でチンタラチンタラ歩き、「喧騒」という言葉がぴったりの町です。
旅人の方々は、所謂「路地裏」が好きな方が多いと思います。そんな方は、ここフェズはオススメです。

そんなフェズで僕は結婚相手の候補に出会いました。
ちょっと街歩きに飽きてきて、当時20代前半だった僕は、キレイなお姉さんを探してみようと思い始めした。
しばらく歩き回っていると、向こうから金髪の若い女の子が歩いてきました。
すれ違いざまに目が合い、いきなり向こうから
「ドイツ語は話せる?」と聞かれました。
僕は調子に乗って
「話せるよ」と。
女の子:「ちょっと家に来ない?」
僕:「良いよ」 ※これらの会話は全てドイツ語では  
        なく英語です。

家に着きました。居間に通され、そこには女の子の家族が。
テレビを見ながら、出されたミントティーで一服。

その後女の子に2階を案内され、不意打ちでほっぺにキスを食らいました。僕の興奮はMax。(女の子には、かなり濃い脇毛が。。でも気にしません)

そして再度、家族のいる居間に行き、突然彼女が
「私、この人と結婚するの!」と。
その時のご家族のにこやかな表情は今でも忘れません。
びっくりしつつも僕の興奮は、Maxのまま。
しばらく歓談して、Facebookのアカウントを交換。


女の子:「もうそろそろ帰る?」
僕:「うん、そうだね。」


女の子:「Money!!!!

・・・本気にしてた僕がバカだった。。
日本円にして2000円ほどのお金を渡して退散しました。とても楽しい時間だったので2000円以上の価値があったと本気で思いました。ルンルン気分で再びフェズの迷路に戻りました。

モロッコの旅は続きます。
続きは次回

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