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iPad ProをWEB会議用のWEBカメラに。

Canonのミラーレスカメラをカメラのサブスクでレンタル。購入すると8万円。綺麗なのは分かるのですが、そこまでお金をかけるか悩んでいました。

手元には、iPhoneやiPad、Androidがいっぱい。これを活用しようと調査開始。

HDMIを入力情報として使用できるATEM Miniならある。つまりHDMI入力が可能ならクリア。

まず、Android

調べたところ、AndroidはWiFiミラーリングが標準であり、USB端子からHDMI出力するのは、MHL(Mobile High-Definition Link)対応の端末が必要だそう。しかもMicroUSBでは多くの端末が対応していたが、USB TypeCでは対応端末が限られるそう。USB TypeCが標準の世の中のため断念。https://direct.sanwa.co.jp/contents/sp/smartphone/taiou_mhl.html

次に、iPad Pro

仕事でiPhoneやiPadのモニター投影なら良くやっている。つまりLightning端子からHDMI出力するのは容易。iOS端末は単価が高いけどこの点はクリア。


PCに接続したとき、余計な情報が出ないか

ミラーレスカメラをWEBカメラにしようとしたときの問題がHDMIスルーに対応しているかどうか。http://www.ampita.net/2020/09/12/hdmi_pass_through/

対応していないとバッテリー残量などの余計な情報が画面に映ってしまう。これに対応しているカメラが少なく、かつ、高額なので、ミラーレスカメラのWEBカメラ化は進まないんだと思う。

これは、プロ仕様のカメラアプリ FiLMic Proを使用することで解決。アップデートにより、「Clean HDMI Out」の設定で、カメラ入力の映像をそのままHDMI出力できるようになったそう。参考にしたのは下記のWEBページ。

iPhoneやiPadをWebカメラとして使用するならカメラアプリは「FiLMiC Pro」で決定!https://jittodesign.org/filmic-17744/

動画撮影アプリ「FiLMiC Pro」を購入したので、設定をレビューhttps://jittodesign.org/post-11800-11800/

【FiLMiC Proが神アプデ】ATEM MiniでiPhoneをウェブカメラとして使ってみよう!https://lab.hendigi.com/atem-mini-iphone-camera/


動画撮影アプリ「FiLMiC Pro」

有料アプリで2,000円は高いですが、8万円でミラーレスカメラを買うなら安い安い。そして、iPad Proが手元にある。

アプリを購入し、起動し、設定の「ハードウェア」で「Clean HDMI Out」を選択するだけで設定完了。PCにドライバをインストールするとか、面倒なことは一切なし。

最終的な構成

下記の構成で完成。

iPad Pro ->  Lightning - Digital AVアダプタ & HDMIケーブル -> ATEM mini -> USB TypeCケーブル -> PC


最後に。

コロナで働き方が変わって、機器の使い方も変わったと思う。専用機だとなかなか手が届かない部分があり(勿論いいとこも沢山ありますが)、このような場面で、スマホ、タブレットは便利だと思いました。

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