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映画「レミングたち」の覚書 | #5 大山真絵子

スーパーエレガント女優こと、大山真絵子さん。品があるけどいつも楽しげに笑っている、とても美しい俳優さんです。

ハイパーエレガント女優

彼女とも、前述した映画「わたしのヒーロー」の現場で初めて出会いました。大門さんが優しいパパなのに対して、キリッとした格好いい女性像を描いていた大山さん、すごく良い夫婦がカメラの向こうにいました。本当に素敵な現場で、この2人の掛け合いをカメラに収めるのはとても楽しかったです。彼女は「わたしのヒーロー」の佐藤陽子監督の前作にも出演されていて、その信頼関係もあったのか現場はとてもスムーズに進みました。本当に素敵な現場で、この夫婦の掛け合いをカメラに収めるのはとても楽しかったです。

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この『レミングたち』は腰を据えて作るとして、2ヶ月の入院生活を終えてすぐ、とりあえず「何でもいいから何か撮りたい」と思っていました。ちょうど、10月に締め切りの「佐田岬ワンダービューコンペティション」という2分以内の映像作品を募集しているコンペがあったので、それに応募するものをサッと作ろうと思いました。

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でもただ景色を撮っても面白くない…誰か俳優さんがいないだろうか…「撮るもの決まってないけど来ませんか?」「いいよー」とサクサクっと決まり、たった4人で愛媛県は佐田岬に乗り込み、勢いで撮って来たのが↓の「みさきへ」です。作品の内容が決まったのも前日くらいだったのですが、それでも大山さんはさらりと魅せる芝居をしてくれて、おかげでとても魅力のある作品に仕上がったと思います。

この「みさきへ」はありがたいことに佐田岬ワンダービューコンペティションにて佳作賞をいただき、副賞としてカメノテ200手を贈られました。届いたのが「レミングたち」撮影前日で、ナマモノだったので皆で初日が終わって食べたのですが、功労者の大山さんは2日目以降の参加だったので、召し上がっていただけませんでした。すみません。

まえこちゃん

「レミングたち」では渚の担当医を演じていただき、陸さん、大門さんと共に落ち着きのある「大人側」の存在として作品を引き締めてくれました。「みさきへ」にしろ「レミングたち」にしろ、こんなに魅力的で実力もある俳優さんに気軽に頼んでしまって、今改めて振り返るとものすごく贅沢な撮影だったと思います。彼女からは映画を、お芝居をすごく楽しんでいるのを感じて、だからこそ経験豊富ながらこうやってフットワーク軽く色んな作品に出演しているのだろうなと感じます。

大山さんの出演作はたくさんありますが、コロナで外出もしづらいこのご時世でも観やすい、Amazon Prime Video オリジナルドラマ「湘南純愛組 !」になぎさドライブインのママ役で出演されてます、是非に。

他には昨年話題になったNetflixオリジナルドラマ「全裸監督」にも出演されてます。少しでも早くこの規模の作品で真絵子さんとご一緒できるよう、一層精進して参ります。

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しかし、冒頭の写真も「ママ」で、この写真も「ママ」。俳優って恐ろしい。

-大山 真絵子 Filmography-
2020年
『湘南純愛組!』Amazon prime video 内田英治監督 松本優作監督
『Lost Lover』岡元雄作監督

2019年
『全裸監督』Netflix 武正晴監督 内田英治監督
『上田家の食卓』平林勇監督
『Iターン』ドラマ24 内田英治監督
『ジャンクション29』ウエダアツシ監督
『わたしのヒーロー』佐藤陽子監督

2018年
『日本製造/メイドインジャパン』松本優作監督
など


次は、湊凪(あずな)さんについて、書きます。


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