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gallery fu 「WHITOUT(ホワイトアウト)」展に出展します

横浜にあるGallery fuにて現在開催中のWhiteout展に出展します。
(本来であれば始まる前に告知をアップするべきでしたが、作品が間に合いませんでした…汗)

展示は3部構成になっておりまして、僕の展示はパート3(6月5日から)になります。

ゲノム編集技術の人体への応用に衝撃を受けたGallery fu鈴木さんが立ち上げた「M Collective」の活動も、早いもので僕が参加してから4年目となりました。鈴木さんによる今回の企画趣旨は下記になります。

gallery fuでは、5月22日(水)-5月26日(日)(Part.1)、5月29日(水)-6月2日(日)(Part.2)、6月5日(水)-6月9日(日)(Part.3)「WHITOUT(ホワイトアウト)」(横浜トリエンナーレ応援プログラム)を開催いたします。
gallery fu鈴木智惠の呼びかけで始まったM collective(エム・コレクディヴ)は、2020年からゲノム編集や脳科学、生命科学などの有識者を招き、現代科学を中心とするレクチャーを受けながら、アートという手法を用い人間の未来について考えてきました。一方でこの3年間、メタバースやAI(人工知能)によるテクノロジーの急激な発展を前に、未来を描くことの難しさを実感しています。その感覚が、雪や雲などによって視界が奪われてしまう気象現象「ホワイトアウト」と重ね合わさったため、今回、展覧会タイトルを「ホワイトアウト」としました。
そこでは、「人間は何をもって人間といえるのか?」という問いに直面することとなります。
一旦立ち止まり、人間の「いま、ここ」と「これから」について考えてみる。そこから人間の根っこのようなものを見つけ出していただける、そんな展覧会にしたいと考えています。

https://galleryfu.com/information/77333/

今回展示するdropsシリーズは、このWhiteout展のテーマから思いついたものでした。さまざまなドットが集まることによって現れる「画」は、歴史の流れのレトリックであり、抽象度によって見え方が変わる「画」は、テーマである「Whiteout」にかけています。

そして「画」のコンセプトは、「果実食う人びと」です。僕は人類は必ず果実を食べる生物だと思っています。今までもこれからも、人類は果実を食べ続けて歩んでゆくでしょう。果実が何を指すのかは、察していただければ幸いです。

特別展|WHITOUT(ホワイトアウト)

【Part.1】
2024年5月22日(水)〜5月26日(日)
12:00~19:00 日曜17:00まで 月・火休廊
阿部智子|現代美術家
白谷琢磨|彫刻家

【Part.2】
2024年5月29日(水)~6月2日(日)
12:00~19:00 日曜17:00まで 月・火休廊
宇佐美織絵|デザイナー
藤田卓実|現代美術家

【Part.3】
2024年6月5日(水)~6月9日(日)
12:00~19:00 日曜17:00まで 月・火休廊
コムロヨウスケ|現代美術家
坂間真実|現代美術家・映像作家

motherトークイベント1
2024年5月25日(土)16:30〜18:00
小野寺雅史×田坂さつき「人に対するゲノム編集の行方」

motherトークイベント2
2024年6月8日(土)16:30~18:00
岩崎秀雄×参加アーティスト「motherシリーズ第4弾を終えて」

【詳細】
特別展|WHITOUT(ホワイトアウト)

【会場】
神奈川県横浜市中区石川町1-31-9
gallery fu


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