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30代会社員 モヤモヤへの気づき

家族もいて仕事も楽しく、贅沢はできないけど、
最低限の暮らしはできる。
しかし人生を通しての仕事に対して、ここ数年モヤモヤを感じていた。

僕の夢は生涯現役である。
人生が終わるその日まで、情熱を持って取り組めるコトがあることが一つの幸せの形ではないかと考えている。

それまでモヤモヤの正体は自分が定年退職以降も、情熱を持って打ち込めるコトがないなからではないかと考えていた。
会社員でなくなった自分は何もできない。
人生を通してやりたいコト、情熱を持てるコトは早く見つけて着手しなければと思っていた。

が、そのようなものはないと数年ぶりに転職の本を読み返して気付いた。
私には生涯をかけて挑む、成し遂げたいコトは現時点ではない。
それでも良いんだと安心させてくれた。
人生を通してやり遂げると考えるのではなく、夢のために今何をしているかにフォーカスするだけである。

99%の人間は『心からやりたいこと』という幻想を探し求めて、彷徨うことが多い。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考
北野 唯我



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