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京都のおでん屋さんの話

西門檀「京都式神様のおでん屋さん」を読み終えました。

図書館の新刊コーナーで見かけて何気なく手に取ったら、なかなか面白い内容だったので得した気分です。

猫に生まれ変わった安倍晴明とイケメンに扮した式神が、おでん屋を営みつつ訳あって現世に留まっている魂を成仏させるという内容。

人情味あふれていて、出てくる人が皆いい人で、心温まる話だった。

「はんぺんバター」「蛸足」といった聞き慣れないおでんが登場したので調べてみたら、地域によって様々なおでんがあると知りました。

本を読む事で新しい知識を得る。
これだから読書はやめられない。

余談ですが、題名は
「京都式/神様のおでん屋さん」
と思ったら
「京都/式神様のおでん屋さん」
だった。

区切るところが変わるだけで意味合いも変わってくるものだとひとりで笑ってしまいました。

「京都式の神様」ってなんだよ。

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