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アートフェア 「DELTA Executive Committee 」 11/26-28

https://delta-art.net
大阪、京都、東京から7軒のギャラリーが出展し、アートファンとギャラリー、作家を繋ぐ場としてコンパクトにまとまったアートフェアです。
会場内にgraf porchが展開する空間に作品を並べ、日常の部屋を演出したブースもありました。

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このブースに展示されていた# 藤本純輝 さんの作品がとてもソファのある空間と合っていて作品を迎え入れていたらこんな感じかぁと作品を身近に感じました。

新作を発表されていた作家さんも多くて見応えもあります。作家も在廊されていてお話も気軽に聞けてコンパクトさもありアットホームなアートフェアでした。

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MAKI Galleryから出品されている#田村琢郎 さんのアスファルトで作られた新作が見たくて。田村さんがアスファルトを使った作品は過去にもありますが、絵画にアスファルトを使用するにあたり素材研究は随分とされたそうです。アスファルトを水平に設置することは難しいらしいです。黒いアスファルトの部分は近づくと微かに匂います。コンセプトの地面は下向き見る行為と顔を上げて遠くの風景を見る行為のギャップを表現されています。風景や花など見据えて視るものとアスファルトの壁のような絵画のギャップ、違和感が面白いと思います。


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このアートフェアは東京のギャラリーも出展されていることで関東で活躍されている作家の作品が見れました。DMO artsからの#keeenue さんも人気作家の1人で壁画も手掛けられていますが、関西では彼女が描いた壁画がない(かも)ので彼女のテクスチャを見るのが楽しみでした。鮮やかな独特の色彩と色の配置が綺麗で、ポップでカワイイキャラクターが見え隠れする画面は明るく場の雰囲気を変える効果があるように思います。

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haku kyotoから出品作家の#小見山峻 さんや #松井照太 さんは在廊されていてあれこれとお話しをさせて頂きました。松井さんの持続する石(作品)は量り売りだとか、自分にしかできない設置バランスだとか伺いました。小見山さんはスナップ写真の加工工程や撮影のスタイル、表現の探求などを伺ました。作品を見るだけではわからない制作過程の話や、作品の意図を作家の口から聞ける貴重な体験ができました。

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京都のよく行くギャラリー、gallery candybar のギャラリストさんに私を覚えていらして出品作家の藤本さんと一緒にお話が出来ました。作品の飾り方や展覧会の作品の選び方など。また伺うのが楽しみです。
アートフェアはギャラリストや作家に会える場、そしてアートを買える場であるアート市場はいわば、生アートでしょうか。アートの中に自分の身があるような感じで楽しい空間でした。



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