エイジングサインを指摘されたこと一生ゆるさない
数年前の出来事です。
会社の給湯室にて10歳年下の後輩とおやつを食べながら美容に関するおしゃべりをしていました。
後輩は敏感肌プラス乾燥肌なのでスキンケア選びに苦労していること・・・
ここ数年間は同じスキンケアで安定していたのに急に肌荒れしたから1つずつスキンケア断捨離をして何がダメなのかを解明したこと・・・
私はシュウウエムラのクレンジングを何年もリピートしていて値段は張るけど使い続けるだけの価値はあるという力説・・・
年齢とともに肌の弾力がなくなってきて特に目元は顕著でアイライナー失敗率が高いこと・・・
盛り上がっている給湯室へ私より年齢1つ下だけど社歴は長い先輩が入ってきました。
私と後輩は遠慮なくおしゃべりをします。
「目元の皮膚って薄いしケアせなあかんよな〜。高級なアイクリーム使った方がええんかな?POLAとか?めっちゃ高いよなぁ」
・・・
突然先輩が話に加わりました。
そして私の顔をまじまじと見つめながらこう言ったのです。
(年齢は上だからか先輩も敬語です)
「風見鶏さん目元が落ち窪んできてますねぇ」
「あら!!お肌にたくさんブツブツもありますよぉ。
いーち、にー、さーん、しぃ、・・・たくさんですねぇ。
こっちにはシミもありますねぇ。」
他人に自分の顔のブツブツの個数を指差しカウントされたことありますか??
わざわざ目元の落ち窪みを・・・エイジングサインを堂々と指摘されたことありますか??
言葉を失うとはこういうことかと知りました。
ムカつきよりも悲しみよりも無でした。
後輩も呆然としていました。
給湯室の空気が凍りついたことに気付かぬまま先輩はさっさと出て行きました。
後輩と目を合わせて通じ合い、「あれはひどい」で意見が一致しました。
もちろん私は数日中にアイクリームを購入しました。
(POLAではない)
目元の落ち窪みを止めなくてはいけませんから。
誰だって生きていたらいろんな人と関わるし
あわない人もいる、変な人もいる、ひどいこと言われることもある。
人格を否定されたわけじゃない、容姿を貶されたわけじゃない。
けども当時四十路がチラリと見えている年ごろの私の心はたいそうえぐられました。
先輩は見栄とかプライドの塊で、自分より上か下かの線引きがハッキリしていて。
たくさんの後輩たちから慕われたいけど色々空回りしていました。
美容の話題に入りたいけど自分のエイジングに関しては話したくないから指摘したのでしょう。
でも悪意が全くないこともないのではないかと疑います。
知らんけど。
私は好きじゃなかったけど。笑
その時はショックというか驚きで言葉を失ってましたが
ワタクシからもエイジングサインの指摘をして差し上げたらよろしかったのでしょうか。
「先輩の目元は数えきれないほどの皺でグッシャグシャですヨォ」って。
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