見出し画像

マスターズ大会

今日はいよいよマスターズ。
引退して1年ぶりの試合。
まさかまた試合に出るとは思いませんでした。

今回は自分の関係者含め100人弱の人が応援に来てくれる。
緊張しないと言ったら嘘になる。
でも去年のシニアに比べたら大したことないと本気で思ってる。

オリンピックに出たいと志やっていたのだから、100人よりもっと多い観客の前で試合する事をイメージしていた。
だから観客がたくさんいるのはプレッシャーではなくて楽しみなのだ。

せっかく仕事の合間を縫ってたくさん練習したのだから楽しまないと損だなと思う。
心の底から体操の試合を楽しもう。

現役の時ときと同じで失敗したからって死ぬわけでもないし、失敗しても1年後、2年後にはどうでもいいようなことになっている。
現役の引退を決断しなくてはならなかった大事な選択をした今でさえ、楽しく満足にやれているのだから、失敗を恐れる必要はない。
緊張を力に変えて楽しもう。こんなスリルは滅多に味わえない。

もちろん、1番は取りたいし、いい点数も取りたい。子供たちにいい演技を見せたい、失敗したところを見せたくない。とか色んなことが頭によぎるけど、全て雑念。前後際断で過去に囚われず、未来に思いを馳せず、今この時を楽しむことと、集中することが大事。
自分の思い描いた演技をすることが一番大事。結果は副産物なことを忘れない。

それが1番見にきてくれてる人にギブできることを忘れない。

さて心の状態の整理は終わったので技術面の整理をしていこう。

スタート種目から。
つり輪はけあがり十字の高さ。力が入ると少し高めになるので注意。後おり。ヤマワキで回り急がないようにしっかりと足をあふってから回っておりの前のスイングで輪を後ろにひいてスイングをつなげるのが大事。ここは1時間アップと3分アップで2回確認する。輪を早く離さないように気をつける。

跳馬。会場練習では24m30cmよりもやや後ろから走った。ロイターはソフト。しっかりと腰を上げること。突っ込まないことを意識する。アップでいいものを飛ぶことがコツ。着地は後ろに一歩の意識で良い。止まったらラッキー。現役の頃よりも体幹が緩いからちょうどいいと思ったら前に行きそう。

平行棒、移行からのディアミは要チェック。あとdツイストと横入りも確認しておく。中に入った時の倒立のポジションを意識する。3分アップでは移行、ディアミ、モイ、dツイストを確認する。

鉄棒、チェコ式の出すところ、コールマン、おり。コールマンは遠ざかることはあまりないから、スイングをしっかりともらうこと、当てを急がないこと。

ゆか、着地。1節目の2回半の軌道をしっかりと確認する。1回半1回半の時のロンダードの右手を押すことを忘れない。

あん馬、バックセアーはサブ会で確認しておく。bシュテクリ〜ウゴニアン。サイドから落とす手を早めにつくこと。真ん中の左手の支持をしっかりと入れること。フクガとbシュテクリで引かない旋回をアップで出しとく。

ざっとこれくらい。
練習では成功しているし、本会場の通しもいい感じ。準備はバッチリ。あとは手を抜かずに最後まで調整を怠らない!
頑張ろう!

よろしければサポートをお願いします!皆さんの応援が自分の生きる糧となります。また更新の励みにもなるのでぜひよろしくお願いします!