【HP用下書き1】人と関わらない職を探している人へのおすすめ:技術職(機械)

こんにちは
吉岡よっしーです。

よく、バイトなどの募集で人と関わらずにもくもくと作業できるという謳い文句があったりします。
例えば何らかの倉庫作業や修理作業などでしょうか。

もし、あまり人と関わらないで済むような職を探している方があれば、技術職である機械設計は割とおすすめです。

おすすめ理由1:実はそこまで難しいことをするわけではない

しかし、おすすめといっても、バイト募集のようにどんな人でも雇ってもらえる可能性が高いかと言うと、やはりちゃんと大学で工学部を卒業している人がなりやすい職業と言わざるを得ませんので、今日思い立って明日なれるような職業ではないかもしれません。

しかし、実は機械設計職には資格が必要がなく、誰でもなれる可能性のある職業であるのも事実です。
個人的にも、正直、機械設計は電気やソフトに比べてそんなに難しいことをしているような気がしないように思います。
計算もありますが、ほとんどの作業はぶっちゃけ「寸法合せ作業」なのではないでしょうか。
上のほうにいくと、構想設計という事で、機械の心臓部の機能を左右するような計算や選定がメインになってくるかもしれませんが、一般社員は、既定の寸法内にすべての部品をおさめるために部品の寸法を決めていく作業が多いです。
難しい物理の公式などを使って計算するよりも、ほとんどが単に寸法を決める作業です。
PCで3DCADを使って3次元モデルの組立図を作っていく作業ですので、基本さえおさえればあとはプラモデルを作っているかのようでけっこう楽しいですよ。
こんなことでお金もらっちゃっていいのかと思ってしまうほどです。
そんなならいくらでも真剣にやりますよという感じです。
ということでおすすめです。

おすすめ理由2:やればやるほど知識が積みあがる

設計はやればやるほど知識や経験が積みあがっていく可能性が高い職業です。
調べれば調べるほど知らないことが色々あって、学び甲斐があるのが工業の分野だと思います。
最初は寸法を決めるだけといった比較的簡単な作業しかできなくても、勉強すればいろいろできるようになってきます。
どんどん新しい技術も開発されていくので、無限に学べるといってもいいかもしれません。
つまりそれは無限に成長していける可能性があるという事です。

以前、民宿で掃除の仕事をさせられたことがありますが、やはり掃除の手法をいくらがんばって向上させようとしても限界が狭いような気がしてしまい、むなしくなってしまったものです。
掃除は人としてやるべき基本的なことで大事ですが、それを仕事にするのは、正直ちょっと遠慮したいと思いました。
個人的には掃除に関しては、なるべく住まいを小さく狭くして、可能な限り掃除の時間を減らしていきたい主義です。

それに対し、機械の設計は学ぶことが大量にあり、やりがいがあるというものです。
そして学ぶことが多いという事はそれだけ情報発信にも生かせる可能性が高いという事です。(お掃除サイトのほうが一般的な需要は高いかもしれませんが・・・)

おすすめ理由3:人と関わる際もたいてい技術の人は論理的な話さえしておけばよいのでラク

世の中には理屈が通じない状況というのはよくあることでしょう。
接客業なら、いろんな人の相手をすることになり、日本なら親切なお客さんが多いとは思いますが、そうはいっても、どんな人に対してもいい顔しておかなければいけません。
私がもしそんな状況に置かれたら正直何日もつかわかりません。

これは感情労働のことで、肉体労働、頭脳労働に対して、非常にストレスを受けやすい労働と言われます。
楽しさやうれしさを表に出すことを求められたり、怒りや悲しさを抑制する必要があるなど、表に出す感情を適切に制御することを求められる業務です。
この感情労働によって、メンタルヘルスに問題が生じたり、燃え尽き症候群に陥ったりします。
職業に貴賤はありませんが、仮にレベル分けするとしたらこの感情労働が最上で、最難関で尊いものだと思います。
もしAIが普及しても最後まで残る仕事は、スナックのママに象徴されるような感情労働だと思います。

それに対して技術職は「最適解を求める仕事」と言っていいのではないでしょうか。
取引先の人と関わる際もその解を話せばよいのです。
煩わしい人間関係に関しては基本ノータッチでも構わないでしょう。
ただし、もちろん技術的な数値などは明確にしておく必要があります。
むしろ技術の人間が、難しい人間模様の在り方にしゃしゃり出ていくのは、それを専門にしている人に対して迷惑でしょうから、私は基本的には技術的なことしか言わないようにしています。
つまり別の部署の人の仕事の邪魔になりそうなことはしないようにしようということです。
感情労働を専門としている人は、いざ相手と対面しているときは、まるで本番を迎えたアスリートかのように一挙手一投足に気を使っているでしょうから、善意だとしても余計なことはしないことです。
今まで人と関わるのが苦手で友達も満足にできなかった方、ただ技術的なことだけ話せばいいとなれば、これならできそうではありませんか?

ただ、最適解を求める作業こそ、AIの得意分野だと思うので、もし汎用人工知能AGIが実現したら、正直、技術だけだと市場価値がなくなっていくように思いますので、そこを考えていく必要があると思います。

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