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【親子関係】恨みのこころに負けないように

こんにちは  よっしーです。
こちらのnoteでは、普段感じている雑多な悩みや日記を思いつくままに吐き出す目的で日記を書いていきたいと思います。
最近、下記のようなブログもはじめました

しかし最近は更新が止まっていますが…


最近では、親ガチャだったり、親なんて放っておけ的な考えが広まっているように感じます。

もちろん親に迷惑をかけるよりは、放っておいて自分は自分の幸せを求めるというのはいいと思います。

しかし、これには、親が憎い心を無理やり押し込めて忘れようとしている心がうかがえる場合があります。

僕自身も実は正直、子供のころから親が大嫌いで、大人になっても憎くて憎くて仕方ありません。あの時あんなことしやがって…あの時だって…!こっちが下手に出てるからっていい気になりやがって、どれだけこっちは苦労したと思ってるんだ…!といった心をなんとか沈めるのに四苦八苦している毎日です。
ふとこのままでよいのだろうかと思ったのでした。


こんなとき思い出したのが、ワンピースの「魚人島編」です。
※ネタばれしまくります💦

ワンピースでは、「魚人」は人間から魚類として迫害を受け続けてきた歴史を持っており、たいていの魚人は人間に対していい気はしていません。
アーロンという魚人の海賊なんかは、圧倒的恐怖を人間に植え付けて支配してしまえばいいんだ、という思想です。

ところが、ある時の魚人族の王妃が、そんな人間でも信じて歩み寄ろうという運動をします。

考えてみると、離れて暮らして恨みをかきたてないようにする、ということなら実は簡単なのかもしれません。
魚人島は海底1万メートルにあり、普通人間と接触することはありません。
(グランドラインを進む人間の海賊の通過点にはなっていますが)

恨みが積もった人間に対して戦争をしかけてもおかしくない歴史を持つのに、離れて何もしないでおくにとどまらず、歩み寄ろうというのです。
そして人間の世界会議にも一緒に出席できるくらいの国にしようというのです。

ところが…
「人間への恨みの根を絶やすな」
という、主にアーロン派閥の作り出したと思われる声なき声のような恐ろしい怨念は、魚人のごろつきたちの集まる区域で静かに着々と受け継がれてしまったのでした。
そしてホーディという怪物を生み出します。

このホーディの策略によって人間が殺したように見せかけて王妃は殺されてしまうのです。
人間に歩み寄ろうとしたあげく人間に撃たれた、その死ぬ間際でも王妃は「それでも人間を恨まないで」と子供たちに言って死んでいく姿に心打たれるものがありました。

これが過去話で、現在の魚人島はホーディの支配下になろうとしていたところへ、麦わら海賊団登場!ということでバトル開始!って感じのお話です。


こうして考えると、魚人島のキャラ達は人間の心の縮図なのかもしれないと思いました。

親が憎いから、離れて暮らすことで、一応は無害にしようとする、それもいいでしょう。
しかし、恨みはコントロールできているかのように見えて、やはりそこかしこで漏れ出て顔を出すものだと思います。
「恨みの根を絶やすな」という声なき恐ろしい心が僕の心の奥には渦巻いています。
そして、考えてみると、親は放っておいて自分だけ幸せになって、ざまあみろと思いたい心があります。
これはまるで、人間を恐怖で強引に支配しようとするアーロンの考えに近いように思います。
または、恨みの象徴であるホーディのような心に支配され自分は負け続けていたのかなと思います。

どんなに憎いことをされても恨まず、むしろ歩み寄ろうとしてこそ広い世界に出られる気がしますし、やっぱり親子関係が悪い状態で人生うまくいくことはほぼないとも聞きます。

心の中のホーディに負けないように、一歩でもいいから行動を起こしてみようと思います。

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