見出し画像

再生栽培のチンゲン菜の菜花

再生栽培したチンゲン菜に花がつきました。

とう立ちした再生栽培のチンゲンサイ

チンゲン菜が花のつぼみをつけるのは、とう立ちと呼ばれ、原因は寒さだそうです。
で、とう立ちした野菜は、栄養分がつぼみや花に向かうので、葉っぱが固くなったり、美味しくなくなるそうです。
なので、じっさいに葉っぱを食べてみました。
サイズが小さいせいか、そこまで食感が悪い感じはありませんでした。
さらに調べてみると、とう立ちしたつぼみや花も食べられるそうです。
とう立ちしたつぼみや花は、いわゆる菜の花として、春の時期に販売されています。
葉の花は、春のこの季節を代表する野菜です。
自分は、菜の花というと、特別に菜の花という野菜があると思っていたのですが、どうやら様々な野菜のつぼみや花を総称して菜の花と言われていることがわかりました。
というのも先日、地産マルシェで、小松菜の菜の花が売られていたからです。
わざわざ小松菜の菜の花というからには、他にもチンゲン菜の菜の花もあるはずです。
といわけで、さっそく再生栽培したチンゲン菜の菜の花、収穫したほうれん草を食べてみました。

収穫したチンゲン菜の菜の花と葉っぱ、ほうれん草

今回は、家にあった有機玉ねぎと一緒に黒酢のマリネでいただいてみました。
菜の花は柔らかく、とても甘く感じました。
しかも、今まで捨てていた根っこの部分が、成長して、また美味しく食べられることに驚きです。
色々調べてみると、とう立ちした野菜自体市場に出回らないため、こうした珍しい菜の花を食べられるのは、家庭菜園をしている人の特権らしいです。
そういえば、釣りの世界でも同じことがあります。
たとえば、ゴンズイですが、この魚は頭の針に毒があり、漁師さんが嫌がる魚のひとつです。

じつは美味しいゴンズイ

毒があるということで、釣り人さんにも人気のない魚なんですが、じつはゴンズイはめちゃくちゃ旨い魚なんです。
釣り場で、頭と内臓を落として持ち帰れば、他に釣れた魚に毒針が刺さる心配もなく、美味しくいただけます。
落とした頭と内臓は海に返してあげれば、カニなどの餌になります。
ゴンズイは、大きな風船みたいに群れをなして泳いでいる魚なので、釣れるときはすべての針にゴンズイがついているくらいに釣れます。
以前に、実際に油で揚げて食べてみたのですが、ゴンズイの白身は、鮭に近い独特の風味があり、とても美味しいんです。
ただ、ゴンズイの白身が市場に出回ることはほとんどありません。
これも釣り人の特権みたいなものなのかもしれません。
まだまだ、世の中には、一般的にあまり知られていない美味しいお酒のつまみがありそうです。
色々研究していきたいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?