イワシと海タナゴの焼き干し作り

近所にある東京湾に面したいつもの釣り場で、1月はどんな魚が釣れるか生態調査をしてきました。
仕掛けはいつものトリックサビキ3号とアミエビの組み合わせです。
イワシの回遊があるかな・・・と少し期待してたのですが、結局、釣れたのは海タナゴと、この時期には珍しいクサフグでした。
クサフグのやっかいなところは、ハリスを切られることです。
結局、10個ついてたサビキ針が、最終的には無残にも1個だけになってしまいました。
これでは釣りにならないので、早めに切り上げてきました。
やはり、イワシは、真鶴港や北条湾など湾になっている所に集まるようですね。
さて、せっかく海タナゴが釣れたので、先日のイワシと一緒に焼き干しを作りました。
海タナゴは、あまり人気がない魚ですが、じつは結構出汁が出るんです。

100均のステンレスボウルの燻製器(汚くてスミマセン)


100均のステンレスボウルのいいところは、熱燻ができるところです。
つまり、素材の中身まで火が通り、かつ燻製されるということです。

イワシの燻製


海タナゴの燻製


逆に、スモークサーモンやスモークチーズを作る時には、冷燻が必要になります。
冷燻は、低い温度で燻製にする方法です。
冷燻は、スモークチップではなく、スモークウッドを使います。
スモークウッドは、一度火をつけると、長時間勝手に煙を出してくれます。
煙を出してくれるだけで、加熱という要素がないため、低い温度で燻製が可能になります。
以前、生のサーモンを熱燻したことがあって、ただの焼き鮭になってしまいました。
チーズも熱燻だと、べっとり溶けてしまいました。
さて、今回焼き干しに使ったのはブナのスモークチップです。
スモークチップにも、サクラやリンゴ、ヒッコリーやウィスキーオークなど色々種類があるので、次回は色々試してみたいと思います。
スモークしたイワシと海タナゴは、ネットで干していきます。

ダイソーのネットは連結できるので重宝します。


何日くらいで水分が抜け切るのか、楽しみです。
冬の寒い時期だからこそ、天然の冷蔵庫を有効活用したいですね。

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