「世界でいちばん透きとおった物語」を読みました
「世界でいちばん透きとおった物語」を読みました。
去年の話題作で、いろいろと紹介されていたので読んでみました。
感想としてはもうとにかく驚きでした。
内容自体は有名小説家の父が書き上げた遺稿を探すというシンプルな内容で、読み進めていくとゆっくりと遺稿の謎が紐解かれていきます。
小説を読みなれている人だととある部分で少し違和感を感じる瞬間があるのですが、特に気にも留めず読んでいたら終盤でとんでもない仕掛けがされていたことが判明します。
正直思いつかない仕掛けでした。色々と読書しましたが、このような「読書体験」は本当に初めてです。
何度も言いますが、「読書体験」です。
これは本だからこそできる仕掛けです。
なので、電子書籍版は永久に販売されないでしょう。
電子書籍がメインの時代に紙書籍である意味を感じられる小説に出会えて幸運でした。
ちなみに個人的にその仕掛けはめちゃくちゃ好きです。
読まないと得られない体験なので、ぜひ読んでほしいです!
今回はここまで!
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