【kindle版】のおススメ実用書【ずるい考え方】で、固定概念を打ち破る！

仕事などで常識にとらわれてると、だんだん視野がせまくなってきて、効率上げるつもりがチェックする仕事が増えて逆にたいへんに。

習慣でやってるけど、そもそも『やらなくて良いような仕事、に追われてる』なんて心当たりありますよね。

そんな現状をガツンと変えたいそんな時に役に立つ考え方、ラテラルシンキングを学ぶのに、もってこいの入門書
『ずるい考え方　ゼロから始めるラテラルシンキング入門』を紹介。

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

【ラテラルシンキングとは】

ラテラルとは水平と言う意味。
物事を枠の中で、深く思考する。ロジカルシンキングとは対照的な考え方です。

例えば、
ミーティングを時短にしたいって問題があった場合。

・事前に情報共有する。
・ミーティングの時間を制限する。
・ミーティングでは議論せず報告のみとする。

などミーティングありきで考えるのが、ロジカルシンキング。

ラテラルシンキングでこの問題をとらえると、

・そもそもミーティングやる必要ある？
・ミーティング長いと何か問題？

まずこの問題自体を疑ってみる事からスタートします。そして突拍子も無い回答も受け入れて、検討していきます。

ラテラルシンキングは発想を豊かにして、目的を可能にするありとあらゆる答えを探す、開けた考え方とも言えますね。

【大阪万博を救った！？】

1970年に開かれた大阪万博、入り口はせまく、入場者は多く、入場と同時に人気のパビリオンに向かって、みんな走り出してゃ危険。

さぁアナタならどういった対策をしますか？

その答えは、パビリオンのパンフレットを配るでした。

注意するとか、スタッフを増やすとかではなくて、パンフレットを渡すことで、お客さんがパンフレットを見ながらゆっくりと歩いてくれたのです。

ラテラルシンキング思考は、

人が多くて危ない⇒走って危ない⇒【走らなくする】

この【走らなくする】方法を、大きな視点、抽象度を上げた視点から問題をみなおして、快活策を見つけたのでした。

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

【発想の貧困は学校教育のせい？】

大阪万博のように、最善の解決策はあっても、答えは１つではありません。ですが私たちは常に『ベストな答えは1つ』という考え方にとらわれがち。

なぜなら学校の教育はロジカルシンキングをメインに成り立っているからです。

これはとても理にかなった方法で、まず成績を判断するテストは答えが１つ、1つでなくては採点ができませんよね。

ですがこういう環境を子供のころから経験していると、従順な性格の人は特に、固定概念に縛られがち。そこでラテラルシンキングの出番なのです。

【ラテラルシンキングの鍛え方】

ラテラルシンキングで大切な能力を

〇疑う力
〇抽象化する力
〇セレンディピティ

の3つ。

【疑う力】

子供のように『なぜ、なぜ』と疑問を持ち
『本当に？』と前提から疑って、
『今はね』とできない、やらない、無理と言う思いをたちきって、ありとあらゆる発想をとにかく出してみる事が大切だと筆者は書いています。

疑う＝悪ではなくて、豊かな発想を生むネタだととらえていきましょう、子供のように。

【抽象化する力】

本文では抽象化する力を鍛える方法として、
『〇〇するもの』○○に部分に物事の目的を当てはめて、候補を30以上出してみる、と書かれています。

例えば

新聞、
・情報を伝えるもの
・広告を載せるもの

チョット発想をかえて(紙としての用途)
・包むもの
・敷くもの
・汚れを防ぐもの
・型崩れを防ぐもの

紙面に注目すると
・ニュースを知るもの
・広告デザインの見本
・キャッチコピーの参考資料

たくさん当てはめることで、新聞が１つの物からたくさん意味を持つものに変化しちゃいましたね。

こんな用途がたくさん詰まったものが、実は新聞の本質であって、ただ時代遅れのオジサンしか読まない古臭いあれではないのです。

そんな訓練をすることによって、本質を見つけ抽象化することが、新しい発想を生みだすようですね。

【セレンディピティ】

偶然の力を使う、発想を柔軟にするには、に詰まったら一旦その事から離れてみよう。

本文ではセレンディピティの事を『偶然を偶然として無視しない力』、『偶然を何かに関連づける力』と言っています。

要するに思い付きを無駄にせず、横道にそれながらも、その意味を考えて煮ようって事。

ちょっとした日常にヒントが…

【まとめ】

この他にも『ずるい考え方　ゼロから始めるラテラルシンキング入門』には発想を変えることで問題を解決する、そんな具体例満載の本。仕事やプライベートでもさっそく使えます。

日々の悩み事を固定概念をぶち破って解決していきましょう。

・新しい発想の見つけ方
・楽して答えを見つける方法
・日常を発見の場所として使う方法

そんなお役立ちの方法がたくさん書かれた良書でした。

気になった方はぜひ
\kindle版は👇激安AmazonPrime会員はさらにお得//// 

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門