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“生きるFPSの名言BOT”Noppo氏のツイートから学ぶFPS上達術
公開日:2016年03月23日(水)
※NAVERまとめ終了に伴い、noteに移植したものです。
レジェンドFPSプレーヤーNoppo氏
FPS「Counter-Strike」の日本トッププレーヤー。
日本代表として世界大会出場多数。
Asia e-Sports Cup 2012優勝。
決勝戦で飛び出した5人抜きの“とんでもないプレー”は海外サイトでも紹介され話題となった。
有利サイドと不利サイド、どちらを先に選択するべきか?
Yossy: Airplaneは守り有利とのことですが、そこで攻めを選んだのはなぜですか?
Saih4tE: Airplaneは守りの方が取れるので、不利な攻めサイドで取れるだけとって余裕をもって後半につなげたいと思いました。
「苦手なマップでまず不利なサイドを選ぶことで、スタートから集中力を切らさずにプレーすることができる」というCS:GO部門のコーチであるNoppoさんがおっしゃっていたことを活かしました。
出典
DeToNator、台湾プロリーグ『A.V.A Elite League 2016』デビュー戦でahqに圧勝「台湾共同生活の全てが活きた勝利」 | Negitaku.org e-Sports
http://www.negitaku.org/news/20295/
プロリーグのデビュー戦で台湾最強チームahq e-Sports Clubに勝利したDeToNator AVA部門。あえて不利サイドからゲームをスタートした理由はNoppo氏の教えによるものだった。
不利側からスタートするという事は、言い換えれば負けてもいいラウンドがいっぱいあるということ。特に初戦、スロースターターな選手が多かったり、集中できない選手がいるチームには、不利側から初めて前半戦をウォームアップとして考えるのもあり。
— noppo (@noppo_cs) March 21, 2016
有利側から始めるということは、逆に最初のラウンドから勝ち続けて行かなければいけない事。有利側であまりラウンドを取れてないにも関わらず、自分らが優勢と錯覚してしまう事は良くある。後半戦になり、後から前半戦でラウンドを取れてない事に気付いた時には、時すでに遅し。
— noppo (@noppo_cs) March 21, 2016
とは言っても、練習してなければ有利不利も関係ない。今回デトネーターが勝ったのは、何より彼らが最大限努力したからだと思う。週7日、12時間の練習を5人で出来るという事は並じゃない。努力は裏切らない。長期リーグなので休みもしっかりとって気を抜かず、メリハリをつけて是非優勝して欲しい。
— noppo (@noppo_cs) March 21, 2016
メンタル面でも強くないと勝てないのがeSports。ビハインドでも取り乱さず、落ち着いていられるかが鍵となる。
— noppo (@noppo_cs) April 4, 2016
練習について
世界を目指すなら、世界トップがやっている練習量以上をやらなければ勝つことは出来ない。環境の悪い日本(練習相手、島国の為PING問題等)では、特に必要。それなりの覚悟がないと、世界での勝利は難しい。
— noppo (@noppo_cs) November 1, 2015
切磋琢磨してくれる練習パートナーと信頼関係を作ることも重要。練習相手が少ないアジアでは、コンタクトを取ってうまく交友関係を築くことが大事になる。日本なら、韓国・台湾・中国・東南アジアのチーム。人脈も実力のうち。
— noppo (@noppo_cs) November 1, 2015
手取り足取り教えてあげて、プロレベルまで育つ選手はいないと思ってる。コーチに全て頼ってしまうから。選手自身で考え、成長出来なければ、どの道途中で離脱してしまう。効率の良い練習方法を指南し、そこで考え、地道に努力できた選手が世界に通用する選手になると思う。
— noppo (@noppo_cs) June 28, 2016
試合中の指揮について
指揮で大事なことは、ハッキリと指示すること。疑問系になったりをしてはいけない。毎ラウンド制限時間があるFPSでは、疑問⇒回答の時間すらもったいない。チームメイト全員の代わりに頭を使うのが、指揮官というもの。1人でチームの頭脳にならなければならない。
— noppo (@noppo_cs) March 22, 2016
特に指揮官はメンタル的に強く、信頼されるように振舞わなくてはならない。チームメイトが辛くなった時に唯一頼れるのは指揮官のみだ。辛くても声や表情に表さず、チームの士気や歩調を崩さない。強豪チームの指揮官がポーカーフェイスなのはこの為だ。 例:Happy、Xizt
— noppo (@noppo_cs) November 29, 2015
「焦り」や「不安」はチームに伝染する。辛い状況だろうとチームの雰囲気を考えて、焦りを見せたりするべきではない。不安なのは分かるが、チームメイトと共有して解決するのではなく、自分の中で解決しなくてはいけない。焦りや不安を消す唯一の方法は、知識と実力を付け、自信をつけること。
— noppo (@noppo_cs) November 29, 2015
ミスすることについて
レベルが高い試合になればなるほど、1つのミスが勝敗を分けるものになる。今日ミスをして改めて思った。だけども、そういった大事な場面でミスしたことは絶対に忘れない。やっぱりミスして1歩1歩強くなってく。
— noppo (@noppo_cs) August 15, 2015
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