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esportsに関する活動をするすべての人にやってほしい、作り出したものを可能な限り残しておくということ

eスポーツに関する情報サイトNegitaku.orgを2002年から運営しています。

これからesportsに関する活動をしようとする人、すでに始めている人に是非ともやっておいて欲しいことについてお伝えしたく、これを書くことにしました。

それは、自分が活動を通じて生み出してきたものを可能な限り残しておくことです。

例えば、Webサイトのデザイン、ロゴ、撮った写真、動画、ユニフォーム、大会に出場してもらった選手IDのネックストラップ、表彰パネルなど。これらは全て、後世に当時の歴史を伝えるのにつながる非常に重要な資料となりえます。特に、写真や動画は、その当時を伝えるのに最も役立つものです。

自分が18年近く活動をしていてとても後悔しているのが、これらを適切に残せていないことです。

サイトを始めた初期は、撮った写真について価値のあるものとは思っていなかったため、残そうという意識がほとんどありませんでした。これは大きな間違いで、写真はその時からすでにとても価値がありました。なぜならその瞬間でなければ撮ることができなかったものだからです。いまとなってはその価値はさらに高まっています。どんなに頑張っても、過去を撮影することは出来ません。

一部保存していたものもあるのですが、それもハードディスクの故障でなきものとなってしまいました。いまは反省して、様々なデータは自宅のハードディスクに加えて、クラウドサービスにもアップするなどして多重保存しています。

これらを残しておくとどんな良いことがあるでしょうか?数年くらいでは何もないかもしれません。しかし、例えばチームを結成して10年経ち、何か記念の特集をやろうと思った時にこれらがあるとないとでは出来ることがまったく違います。所属していたメンバーたちの写真、ロゴ、サイトデザイン、ユニフォームの変遷などを並べればとてもすばらしい記念コンテンツになります。

このような用途でなくても、作り出したものなどを残しておけば、活用する方法は後から色々と考えることができます。インターネット上に公開する形で残せば、誰かの役に立ったり、もしかすると何かの影響をあたえるものになる可能性もあります。

物、デジタルデータはもちろん、自分の気持ちや考えを残すということも大切です。ブログやnote、YouTube、Twitter、クラウドストレージなど、便利なサービスが今ではたくさんあります。

このようなものをうまく活用して、ありとあらゆるものを残していくことをぜひ考えてみて欲しいと思います。

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