261分の1

北海道から帰ってきました。3月になりました。学生でいれる時間はあと一ヶ月です。

22年間って月に換算すると264ヶ月みたいです。僕は誕生日が7月なので261ヶ月ですね。僕は親に養われて260ヶ月過ごし、あと1ヶ月で自立するわけです。

えもい。

感慨深いです。本当にここ数ヶ月は感傷に浸ってます。

22年間の生活は社会に出る23年目のために存在するのかなとふと思いました。僕たちは産まれた時から生きていくためにいろんな教育を受けてきます。家庭でも学校でもです。特に学校なんかは、勉強して良い高校、大学に入り、良い会社に就職するのが理想とされがちな、まさに23年目のための準備場所です。

僕はそんな22年間の準備期間を終えようとしています。旅と同じで、忘れ物はないか、準備は万全か、行き先の天気は大丈夫かと心配になってます。一方で楽しみな気持ちも少なからずあります。40年は帰って来れないだいぶ不安な旅ですが。

何度かnoteでも書いている通り、忘れ物を取りに行くように学生の間にしかできなそうなことを急いで取り掛かっています。その最後が今月末に行くタイ旅行です。研修で東京に行く1日前まで旅行するという何ともギリギリの旅です。

正直大学生活には忘れ物だらけです。コロナで単位の9割以上がオンライン授業だったことはもちろん影響しますが、それでももっと大学生らしい生活を送りたかった。三ヶ月くらいでいいので留学とか行きたかったですね。それこそ23年目の準備のためだけに3回生までは過ごした気がします。まぁ就活楽だったんで間違ってはなかったかもしれませんけど。

高校時代にも悔いはあります。野球部でレギュラーになりたかった。新チーム最初の試合で2個もエラーしなかったら秋くらいまではレギュラーで使ってもらえてたかなあ。ベンチの経験は今までなかったですし、上の学年でもメンバーだったのでレギュラーになれると踏んでたのですが、後輩がめちゃくちゃ上手かった。そんなわけで2年までの方が高校野球は楽しかったですね。この先レギュラーになることないと思いながらする部活は１ミリもやる気出ませんでした。人いっぱいの球場でみんなに応援されながらプレーしたかったですね。ただ練習はしっかりしたしそこそこ上手くなったので、使わなかった監督が悪いですこれは。

あと高校時代に彼女も欲しかった。高1まで付き合ってた彼女と別れてからこじらせてたらいつの間にか受験生になっててそんな余裕ありませんでした。

大学受験は失敗したけどそんなに後悔していません。最初は学歴フィルターでまともなところは行けないと思っていました。実際、学歴フィルターがあるのは高学歴の人でもほとんどが落ちる企業ばかりでしたし、良い大学に入れてても多分僕は行けてません。あと受験失敗したからこそ大学でやることやったので、そこら辺の高学歴よりよっぽど就活上手くいきました。人間失敗してもいくらでも取り返せるし、逆に成功してもそっから何するかが大事ですね。

中学までの人生はほぼ後悔なしですね。中学の時入ったクラブチームを辞めた時は落ち込んだりしましたが、今となっては大正解の選択でした。中学の部活が楽しすぎたし、今でも付き合いのあるメンバーになったので。中学時代はこれ以上ない青春でした。多分学年探しても僕より青春してた人はほぼいないって言えるくらいアオハルでした。アオハルが止まらない、アオハライドでした。

人生で一番と言っていいターニングポイントが一ヶ後に迫っています。幼少期からあまり人格が変わっていない僕は多分そんなに変わりません。ただ環境が変わります。４月の始業式の気分で、変に気負いすぎず自然体の自分でやっていきます。人生長いので、肩の力抜いて常に二割の余裕を持つのが大事です。

さて、暇つぶしが終わったのでタイ旅行の計画でも立ててきます。

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