HOKUHOKU Pale Ale 夏にぴったり なんとほくほくとした香りが最高です COIありません
【全自病協雑誌第59巻第1号】 「人生会議」の一般の方々への啓発の導入として次のように呼び かけています。「あなたの気持ち や価値観をよく分かってくれてい る人は、どなたですか?どなたと 共に人生会議を開きましょうか? まずそこからスタートしてみまし ょう」と。昭和、平成、令和と時 代はめまぐるしく変わり、もしも のときに果たして住み慣れた地域 があるかどうかわからない自分に とって、まずこれからの5年間は、 唄と踊りと「笑い面」だけは手放 さないよう
【全自病協雑誌第59巻第1号】 同窓会の翌朝に母校に立ち寄っ てみると、潮の香漂うグラウンド に横になるサッカーゴールや校舎 裏の運河に浮かぶ「べか舟」が懐かしかったものの、並び立つ新校舎に眉を上げながらちょっと寂しさを覚えました。
【全自病協雑誌第59巻第1号】 さらに昔のギター仲間とフォー クソング、そして昭和歌謡曲のオ ンパレード。同時代の空気を吸っ た仲間とはカラオケ選曲がほぼ同 じなので、普段の職場等における 会合よりもかなり盛り上がりました。そして最後は定番の校歌斉 唱。実は中学2年の時に卒業式で ピアノ伴奏をしたことがあり、久 しぶりにその楽譜を引っ張り出して念のため指練習をして臨んだのですが、用意されていた楽器は笛と太鼓とギターのみでした。・・・残
【全自病協雑誌第59巻第1号】 前述の還暦同窓会では懐かしい唄と踊りが登場しました。一番の出し物はなんといっても、むかしお祭りでよくみかけたあの踊りでした。厄払いと豊漁を祈る船橋の郷土芸能、ばか面おどり。図左から「ひょっとこ面」「怒り面」「お かめ面」「笑い面」に加えて「天狗の面」の5種類の顔があるそうです。当時はそんなこともつゆ知らず、飴をなめながら面白がって眺めていましたが、そのときの子供だった仲間たちがいまや保存会メ ンバーとしてその伝
【全自病協雑誌第59巻第1号】 なるべく若い世代に世話になら ずに細々と残りの生を全うしたい と思っていても、あと60年もある としたらちょっと計画変更しなけ ればなりません。その際「生きが い」に焦点を当てる必要がありそ うです。往路60年は山登り、復路 60年は山下りだとすれば、見える 風景は異なり、本人の「生きがい」 も変わってきます。世界に感たる 長寿国・日本の新しい悩みです。
【全自病協雑誌第59巻第1号】 働き方改革の影響かどうかわか りませんが、現役で働く(働かな ければならない)期間は60から70 歳以上に引き上げられようとしています。現役でも退役でも現実の社会においては、高齢者の多様性(性格、趣向、持っている技術や経験、障害 etc.)に十分に対応できているとはいえず、高齢者が地域 /社会に貢献できる資源として捉えられておらず、活躍できる場が想定されてはいない。最近こんな ディスカッションを若手医師ら(十日
【全自病協雑誌第59巻第1号】 人生といえば例の「人生会議」は、いろいろと物議を醸しだしていますが、それだけ国民の中に少しずつ浸透してきたように思います。人生会議学習サイト:ゼロからはじめる人生会議「もしものとき」について話し合おうは かなり工夫を凝らして作られていますが、ただ一つ気になることがあります。「人生会議」の枕詞として「ゼロからはじめる」と追記されていますが、人生をゼロからやり直すということではないです よね。人生という駅伝の往路
【全自病協雑誌第59巻第1号】 子育てもほぼ終わり仕事上も熟 期を迎え退職という人生の一区切 りを迎えたときの大人の修学旅行 はあっという間に過ぎ、次は5年 後ということでお開きとなりまし た。しかしそのときふと思いました。自分も含めて次回は何人集まるだろうかと。
【全自病協雑誌第59巻第1号】 最近45年ぶりに中学校の還暦同 窓会に参加してきました。一部を除きほぼ全員が卒業以来の再会であり、最初は緊張しましたが宴がたけなわになるにつれて、なんとなく目の前の中年(初老?)のおじさま・おばさまたちと自分の過 去の記憶がゆっくりと結びついていくのでした。過去と他人は変えられないというかあまりにも変わってしまって笑ってしまいますが、恩師が実は10歳も違わないということを今さらながら知って驚 いたのでした。また
【全自病協雑誌第59巻第1号】 日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳を超えるようになり、令和元年度の「老人の日」においてなんと71,238人が百歳以上という時代になったそうです。まさに人生120年時代とすれば今が 丁度折り返し。なんとなく複雑な気持ちになります。
そのような状況の中、当地域に おいて、看護師さんを養成するた めの学校開設がひそかに計画され ています。これまでの経緯やこれ からの道のりは一言では語れない ところもありますが、看護師不足 の解決という医療政策的側面はも とより、妻有の里で活躍する若者 を増やすという将来目標には惹か れるところがあります。ここ雪国 で、じっくりと地域に根ざした良 い看護師さんを育てるには、まさ に地域の知恵と地域住民の力がぜ ひとも必要です。そんなことを思 いめぐ
ところで当地域も少子化が進ん でいます。妻有地域の高校生は卒 業するとそのほとんどが“里外” の都会へ向かいます。そこで第4 の部隊として「周産期・小児医療 を守り隊(仮称)」の立ち上げを画 策しております。理由の一つに、 小児科と産婦人科の医師不足があ りますが、(邉見公雄名誉会長の お言葉をお借りするに)少子化は 高齢化の枕詞ではなく、地域社会 の、そして日本の喫緊の課題と捉 えているからです。(つづく) 【新春随想:全自病協雑誌第58巻第1号】