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悲願!「式場」に行かなくても、気軽に結婚式の相談ができるサービスを作りました!

結婚式業界にジョインしてから早5年。

やっと、やっと、ずっと実現したかったことの足がかりを作ることができそうです。嬉しい嬉しい嬉しい!勢いでnoteを書いちまいました。

まだまだ未熟なかたちですが、これは大きなきっかけになる。そう信じられるサービスが完成間近です。

どんなものを作ったのか早く書きたいのだけど、まずは実際にあった僕と妻のエピソードからイントロをスタートさせてください。(お忙しい方はぜひ目次から飛んじゃってください◎)




背景:式場に結婚式の相談にいった2年前

・・・遡ること3年前。

結婚して、子どもが生まれて、少し落ち着いたタイミングで僕と妻は結婚式を挙げようと動きだしました(子連れウェディング超オススメだからいつでも相談してね)。

もちろん当時、僕はバリバリのCRAZY WEDDINGのプロデューサー。

最高の結婚式にするために自社にお願いしようとは思いつつも、人生に一度のせっかくの機会。どんなものか話を聴いてみたくって、ゼクシィやWEBで情報を調べて、いちばんピンときた某有名ホテルに話を聞きに行くことに決めました。



・・・お恥ずかしい話、僕はあまり競合リサーチに興味を持てなくて、ずーーっとサおサボり状態。

他社がどんなご案内をしているのか、どんな風に営業をするのか、ほぼまったく知らなかったのです。(式場案内に行ったらコース料理を食べれるなんて都市伝説だと本気で思ってた!)

なので、「ふふふ、見定めてやるぜ」という気持ちなんて一切なく、純粋にワクワクする気持ちを一心に、妻と一緒に電車に乗って会場へ向かったのでした。ここまで順調。





そして最寄り駅に到着。
タクシーで会場へ。結構もうへとへと。

僕たちは当時1歳になる娘が一緒だったため、移動も簡単ではありませんでした。(結婚式会場って地味ーーーに駅から遠いところ多いよね)

もちろん、結婚式を相談してる時間なんてウルトラハードゲーム。長い時間ジッとする、が一番できない生物が赤ちゃんなので、負担をかけちゃうことは目に見えてる。

だから、言葉がまだはっきり分からない娘に「ごめんね、ちょっとだけ待っててね」なんてお辞儀をしつつ、大好きなおもちゃとお菓子をフル装備して、時限爆弾の秒読みを背負いながら門をくぐったのでした。まだ順調だよ。




そして、いよいよ担当の方とご対面。

「◯◯ホテルにご相談に来てくださってありがとうございます!わ〜♡赤ちゃん可愛いですね〜♡」

めっちゃいい人。てか華やか。思わず無意味に太字にしてしまうほど。

「これがプロか・・・」とプロじゃない発言を心で唱えつつ、順調に相談がはじまりました。

・・・しかし!順調だったのはここまでで、ここから雲行きが怪しい雰囲気へと急降下していきました。これが本題ではないので箇条書きで要点をまとめることにした。

・相談がはじまる前にタッチパネルで何かアンケートみたいなのを書かなきゃいけない→子連れにとって地味にキツい時間!時限爆弾背負っているので事前に家でやりたかったな!

・「チャペル、バンケットの案内が混雑していて順番になるので、相談途中で前の方が終わったら中断して案内します」のアナウンス。案の定、超中途半端なところで中断してバンケット見学へ。→なんかバタバタして良さも悪さも感じられなかった!

・ちょくちょく抜けるプランナー。「見積もり作ってきます」のあとは一生帰ってこないかと思った→とにかく居なくなるし帰ってこない!待ち時間トータル1時間くらいあったと思う!さすがに子連れにはきつかった!

・とどめは「チャペル案内忘れ」。僕たちバンケットしか案内されてませんぜ。→気づいていたけどもうグッタリだったらから、そっと蓋をして帰宅しました!どこいったよ、順番待ちしてたチャペル!

・見積もり提示のときに「うーん、高いかもです」と渋っていると「待ってください」と値下げして戻ってくる×2回→結果的に150万円くらい下がった!無料にできるんじゃないかって思った!でもここにも時間は45分くらいかかった!


そんなこんなで、トータル4時間ほど。

「結婚式って、1番最初に訪れた会場で決める人が多いんですよね〜」という鉄板トークは、もう気軽に使わないことを心に決めた瞬間でした。(今まで使ってしまったみなさんごめんなさい)

あれなんですね。

即決する人が多いんじゃなくて、拷問の最期みたく「もうここにしますぅぅぅ〜〜〜涙涙血」っていう感じの悲鳴だったのですね。よく理解できました。(ふざけてます、すみません、どこでもそうな訳じゃないからね)

なんにせよ、大変だった。
僕たちはおとなしく、CRAZY WEDDINGで結婚式を挙げるに至ったのでした(めでたい)。

↓オフショット(めっちゃいっぱい来てくれた涙)

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動機:式場見学は僕にはちょっと大変すぎた

前談はここまで。

あやうく、僕の「式場見学放浪記 〜涙と血を流した2日間〜」のnoteと化すところでした・・・あぶなかった・・・。



要するに何が言いたいのかというと、式場見学に行くってすごく大変なことなんです。



僕の事例は特殊かもしれないけど、2〜3時間かかるなんて結構当たり前。ぶっちゃけ、僕が在籍しているCRAZYでも、それくらい掛かることは少なくないです。

もちろん、たくさん募る話もありますし、ついついおふたりの話を聞いていたら盛り上がっちゃうっていうポジティブなパターンが多いんですけどね。

でも「あの・・もっと気軽に・・・話に来たんですけど・・・」という人にとっては、なかなかつらいです。今の時代、こんな長い時間拘束されることってほとんどないじゃないですか。あの最たる例だった病院ですら、電子予約システムで「ピコーン」と順番がくるまで解放してくれるし。





僕たちは、式場ももちろん見たかったんだけど、本質的には「自分たちの好みや価値観にピッタリの結婚式」を探していただけだったんです。でも、今の仕組みでは、式場相談からしか結婚式をスタートできない。




結婚式のはじまりって、式場訪問からじゃないとできないのかな?」

そんな問いが浮かんできました。

僕はオーダーメイドの結婚式をつくっていたから式場案内人ではなかったけど、実際にオフィスに来てもらって、長い時間かけて話をしている、という意味では同じことをしていたから、余計に悩ましくかった。

結局、当時の僕では答えが出せないまま終わってしまいました。




でも、長い長い時間が経って、2020年。
奇しくもコロナウイルスの影響で、ふたたび考える機会がやってきました。そして、このnoteを書くに至っています。


想い:結婚式のはじまりは「式場相談」じゃなくていい

今、結婚式を考えはじめている人にとっては、とても不安な時間が続いています。

もちろん、何かしら結婚の節目のお祝いは開催したい。でも、コロナウイルスがどうなるか分からない。大切な友だちや親はどう思うのだろう。延期や中止のリスクだってあるよね。そのときに支払えるお金なんてないから、そうなるとやっぱり今はしないのが正解なのかな。でも、このままズルズルと引っ張るともういいやってなっちゃいそうだよね。うん、SNSにも結婚式をやってる人の写真を結構みるし大丈夫かも。でも式場に行くのはさすがに億劫だな。いろんな人が行き来してそうだし、密室に長い時間閉じ込められそうだし。オンラインでも相談しているみたいだけど、果たしてオンラインで私たちの理想が見つかるのかな。ああ、なんか考えていたら分からなくなってきたな。一体、私たちって何がしたかったんだっけ。結婚式ってそもそもやる意味あるんだっけ。

ざっと書いても、こんな感じ。

結婚式の価値をわかっている僕でも、いま結婚式を挙げるとしたらどうしただろう。

子どもを感染リスクがあるところへ連れて行くのは億劫だし、ホテルには行ってなかったかもしれないと、考えたりします。





・・・それでなくても結婚式って、誰しもが人生はじめての経験です。誰もが初心者であり、何をどう進めていいのかイメージができないものなのです。なのに、今はさらに式場にすら行けにくくなってしまっている。





そして僕は、

自分自身が経験した「式場相談の大変さ」と、コロナウイルスによる「式場に行きにくい現状」を鑑みて、もっと楽に結婚式をはじめられる仕組みをつくりたいと考えるようになりました。

あのとき感じていた「もっと気軽に結婚式を相談できたらいいのにな」という想いを背負い、

結婚式の仕事をしながら感じていた「式場探しからしか結婚式のスタートを切れないのって本質的じゃないよな」って想いを乗せ、

コロナウイルスによる「結婚式のこと考え始めているけど式場に行きにくいから誰にも相談できないのツラいよな」という想いを握りしめて。

この3つがちょうど交差したのが、今というタイミングでした。






そもそも結婚式は、もう式場だけでするものじゃありません。

旅行のような結婚式だっていい。


おうちに結婚式が届いてもいい。


愛犬を主役にして草原での結婚式もいい。


これからどんどん、結婚式は多様化していきます。

未来はどうなるかわからない。でもきっと、式場での食事型の結婚式は、メジャーな存在から選択肢の一つに変わっていくのだと僕は思っているのです。

だから、なおさら式場相談だけにスタートラインの役割を背負わせるのは、toomuchだと感じています。



本題:必要なのは'結婚式の相談パートナー'

これまでは式場に足を運び、プランナーさんに相談をするのが結婚式のスタートラインだった。でも、式場見学は腰が重たい。ましてやコロナウイルスで物理的に難しくもなっている。

これがここまでの話のまとめです。




そんな今、僕が必要だと考えるのは、
結婚式のあたらしい相談パートナーです。





フラットにおふたりの相談に乗り、人生や価値観を捉え、多様な結婚式の中からおふたりにぴったりな結婚式を提案してくれるような。

そんな存在が必要だと確信しています。




僕は、結婚式の相談パートナーをつくりたい。
気軽に、楽しく、フラットに、いつでも相談できる相手を。
できれば今!今つくりたい!


そして、そんな願いが叶いました!
それがこちら↓↓↓↓↓↓




妄想からはもうすぐ3年。
構想からはたった7日間。
笑。

いかにも、思い立ったが吉日タイプな僕らしいスケジュールですが、12月1日から考え始めて、15日に無事リリースとなりました。

年末って家族で結婚式のこと考える機会だから、せっかく顔をみて話し合える時期だから、なんとかここに間に合わせたかったのです。せっかく作るなら。

概要をまとめると、このようになっています。

リリース画像_アートボード 1

サービス名:
 結婚式妄想記念日(仮)

概要:
 結婚式を考えはじめる記念日をお祝いするサービス

背景:
 気軽に、楽しく、結婚式の相談ができるパートナーを作りたい
 (今、式場に行くのはあまりにも重すぎてしんどいから)

料金:
 「無料!どうしても無料でやりたい!」
 と我儘を言う僕。
 それを優しく承認してくれる代表。
 (寛大・・・代表の森さんありがとう・・・)

数:
 限定500組

期間:
 12月15日から予約開始

おふたりのステップ:
●STEP1 
 WEBでたった5分のお悩み相談アンケートを回答する
●STEP2
 3〜5日で何やら怪しげな「箱」がおうちに届く
●STEP3
 こんな中身が詰まっている!
  ・おふたりのお悩みアンケートに手書き赤ペンでアドバイス
  ・おふたりに合わせたオーダーメイドの問いカード10枚
  ・いつでもCRAZYの精鋭メンバーに相談できるLINEアカウント同封
  ・楽しく考えてほしいからビール2本もセット!!(重要)


ちょっとわかりにくかもなのですが・・・

無料で、アンケートに答えたらアドバイスが手書きで返ってきて、いつもだったら式場に来てくれたときに投げかけるような本質的な問いを10枚もらえて、かつビールが2本もついていて、それ以降結婚式についていつでもなんでも相談できるLINEアカウントまで付いちゃってるんです。

これって、地味っぽいけど、
なかなか救いになると思うんです!

CRAZYの百戦錬磨のメンバーが誠心誠意寄り添ってくれます。


だからぜひ、ぜひぜひぜひ、
結婚式をちょうど考えていたよって人は問い合わせてみてください。そして、周りで困っている人がいたら、紹介してあげてください。

実際に使ってくれたみなさまからの声がこちらです。



今回は相談パートナーを僕たちCRAZYが誇る「人」に置いてみましたが、今後の構想ではいろいろな形も模索していくつもりです。

つまり、このサービスは今回で終わりのものではなく、今後もずっと開発していきたいって思っているものなのです!だから引き続き、ぜひ期待もしていてください。



今回、寛大な心で無料でGOをかけてくれた代表の森さん、役員のゆうきさん。かわいいサービス名を考えてくれたリュウさん、めっちゃ素敵デザインをしてくれた最近ノリにノッてるのんちゃん、僕のわがままを全部叶えてくれるミッキー、世の中に広げるために頭を悩ませてくれてる広報ゆうちゃんとライターのサブ、そして何よりもめっっちゃ工数のかかるこのサービスの先頭に立つ決断をしてくれた莉子、ほんとにありがとうございます。

めっちゃいい会社ですCRAZY。
採用も待ってます(まじな顔)。




さいごに

結婚式を、僕は軽くしたいです。
これをきっかけに。

そして、もっと面白い選択肢をつくります。
ワクワクして止まらないような。

面白い結婚式がすぐ目の前にズラッと並ぶ。
迷ったらすぐに相談できる人がいる。

これが僕の結婚式改革の全構想です。

いいね!って思ってくれた人がいれば、
ぜひ一緒に手を組んでくれたら嬉しいです^^

長くなりました!以上!
また告知します!お楽しみに!!

松田よしひろ

サポートいただいたお金は僕はもちろん、家族を楽しませる何かにありがたく使わせていただきます!