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#127 古いビジネス書を読む目的とは?

おはようございます。

わしは新書も含めたビジネス書をよく読むのですが、順番待ちの本も多いので読むときにひとつの基準を設けています。
それが「5年ルール」です。内容はシンプルで、初版から5年以上経った本は一旦読むかどうかを考えるっちゅうことですわ。何でかというと理由もシンプルで、純粋に情報が古いからです。VUCA時代とも呼ばれるくらい先が見えない時代で、変化も激しく、下手をすると昨日の情報が使えんことも往々にしてあるけぇなぁ。それなのに5年以上前の情報を学ぶ意味って・・・?というのがあるんよ。
一方で「ほんなら読まんかったらいいじゃん。新しい本を読めばいいんじゃない?」っちゅう意見もあると思うんじゃけど、そこでキーになってくるんが「読まない」のではなくて「読むかどうかを考える」と言うことです。それにはもちろん理由があって、5年以上前の本を読むメリットというか、目的をはっきりさせれが読む意義があるし、学ぶものも多いと思っとります。その目的は大きく分けて2つあるんじゃわ。

1つ目は普遍的な思想やテクニックを学ぶということ。
どんな業界でもロングセラーっちゅうものがあって、例えば「東京ディズニーランド」なんて開業以来ずっとトップランナーを走っとるし、伊藤園の「おーいお茶」も何十年も売れ続けとるよね。ビジネス書でもずっと売れ続けとるものがあって、「マネジメント(ドラッカー)」や「ドリルを売るには穴を売れ」、「イノベーションのジレンマ」とかは結構長い間売れとるよね。
そんなビジネス書に書いてあることは、やっぱりいつの時代にも通用する思想やテクニックが書かれとる。ようはベーシックな部分が書いてあるけぇ選んで間違いなしじゃし、そこから得られるものは大きいんよ。じゃけぇ、古い本を読むこともあながち馬鹿にできんのです。

もうひとつは答え合わせをすること。
5年前のスキルが今どういかせるか、5年前の予測が今どうなっているかを確認しながら本を読むと面白いんよ。
なぜ当時そのスキルが必要だったか、その予測が当たっているのか、なぜ違うのか、違うならどこがどう違うのか。
この辺りを確認しながら読んで、未来に反映させる。温故知新じゃないけど古きを知って新しきを改めるというのは大事じゃと思うし、こういう答え合わせは必要だと思います。

じゃけぇ、わしは5年以上の本が気になった時には、その本を読むかどうかはいったん考える、即座に読むのを辞めるということはせんようにしとります。
まぁ大体は気に留めた時の感性に従って、予定どおり読むようにしとりますわ。
じゃけぇ積読が減らんのじゃけどねw

わっしょい(・∀・)ノ

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