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これからは、悪口を言わない(33)

樺沢紫苑著作「これからの生き方図鑑」p220〜p227
🟪はじめに
結構長いページ
悪口を言うことは脳に悪い影響がありそうです

ーここでの悪口の定義ー
悪口、誹謗中傷、感情的な批判、相手を不快にする言葉・表現・写真・動画。過度のネガティブ発言、誰かを貶める噂話など相手を不快にする言動全てを一言にまとめていっています

悪口を言うとデメリットがあると著者は言います
🟪9つのデメリット
それは以下の9つです

①認知症リスクが3倍も高まる
悪口を言い続けると、コルチゾールが脳内で過剰に分泌され、記憶の保存に関わる海馬の神経や前頭前皮質のシナプスのつながりを40%を破壊します
引用終わり

すごい数値です。これから、悪口を発するのを見かけたら、その人は認知症になるリスク3倍だということだと理解

②死亡率が1.4倍高い

③ストレス増える
悪口を言っていると脳は、「戦闘状態」となり、戦闘状態と同じアドレナリンが分泌される(要約)
これは、世の中敵意でいっぱいになった時疑ってみよう。
無意識に批判してる時もあるからそうゆうときの指標となるだろう

④他人への悪口が、自分に悪影響
自分以外の人に向けて発せたれた言葉だとしても“古い脳”である扁桃体は主語を理解しないので、瞬時に不安と恐怖の警報を出す
引用終わり

脳は未発達な臓器であるということは、アンデシュ・ハウゼンさん著作「ストレス脳」で学んだ。不安と恐怖は嫌というほど味わったからもうこりごり。これ読んだだけで悪口は言いたくない

⑤扁桃体が肥大する
悪口を言うことで脳の部位を育てていることになるらしい。言葉の使い方に気をつけたい

⓺100倍どころか1万倍かえし
先生の体験から「100倍返しの法則」
リアルの悪口は10倍返し、snsの悪口は100倍返しにで自分に戻ってくる
引用終わり
snsは100倍どころか1万倍といってもいいようです。
あまり発信をしていない私なので、著者の経験は貴重な体験談です。言葉の表現の効果に注目しました
⑦現実的な「マイナス」が襲いかかる
人の悪口を言ったら、「必ずその人に伝わる」
引用終わり
マイナスエネルギーを発しているとマイナスエネルギーが伝わる、結局は自分に返ってくる。悪口を言わないことで、人間関係は改善していく
⑧日本中の人が知ることになる

snsの発信してないからといって、snsにのらないとも限らないということがある
これは、内輪だけの発言のつもりが、世の中に簡単に発信できるというツールで誰かが発信してしまうおそれがある。それはありえるだろうな。また伝言ゲームのように違って伝わって公表されてしまうこともいなめないんですね。
⑨罰金、失職、退学………
「匿名だから大丈夫」とは通用しません
引用終わり

開示請求がプロバイダーに出来るので、悪口の発信が個人が特定できるようになっています。民事訴訟です。損害賠償請求されて支払ったとしても自分の名前がネットにされされるそんな時代です。社会的な地位を失うことすらあります
🟥余談です
著者とは違う著作者の漫画で恐縮ですが、⑨の内容を知るにはこの漫画おすすめです。フィクションですが、よりリアルな案件を漫画にしています。
子どもがふざけてsns上で誹謗中傷をしたのも訴訟案件になりますけれど、法定代理人である親にも責任がかかると言うことも漫画でその心情などわかりやすく描かれています
今の時代の親や子どもへの必読書でもあるのかな?とも思わせる内容です
他にも近所のママ友話の誹謗中傷(sns上)の話もママ友あるあるの噂話延長が
こうゆう訴訟案件になるかもと納得いくような話しでした。

🟪最後に
無意識であったとしても、悪口を言うことは強烈な表現だからこそ、返り血も浴びてしまう
私は、ネガティブ思考は、自分に悪口を言っているようなものとも推測している
ですが、ここではそのことは書かれていない。意外と「悪口」は奥深い。
先日、樺沢先生が「悪口」で1冊本書けるとおっしゃっていた
新刊を楽しみに待とう
樺沢先生がおっしゃるような返報性の法則が因果応報の悪意の方ではなくて
好意のほうに相互作用があるように、また全体の雰囲気をつくれるよう
ポジティブな表現、前向きな行動ができる、
これから心がけることが気づきでした

読んでくださりありがとうございます😊


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