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善悪の主観

どうしても人が判断をする際に、客観的な良し悪しだけでなく、主観的な良し悪しを考えてしまうと思う。

各個人がそれぞれ自分の正義を定義していて然るべきだし、これは当然のことだ。

だが、仕事において考えた時にあまりに主観に重きを置きすぎるもの損をする場合があって、それも良く見かける現象だ。


率直にいうと、いわゆるお人好しってタイプのことだ。

明らかに自分がやらなくてもいいことなのに、

「〜さん忙しいから自分でやろう」
「〜さんに頼まれたけど断るの悪いから本当は自分の仕事じゃないけどちょっとやっちゃおう」

みたいな感じでやってしまうタイプ。


別にこれは全否定するつもりもなく、信頼関係を築く上で重要だと思うし、ドライに言うなら恩を売っておくのも悪くない。

人間的にいいやつにこのパターンは多いので、そこまで深く考えていないかもしれないが。


ただ一つ、注意するようにしているのはその作業をやることで自分の本来やるべきことができなくなったりしないか。

工数に余裕がない中で、優先順位が個人の主観で変わりすぎていないか。

この辺りだ。

残業規制が厳しい昨今、自分の進めなければいけない重要な仕事をほっぽりだして、他部署の本来やるべきな雑用レベルの仕事をしていた時はさすがに指導した。


通勤中に事故ったり困っている人を助けて遅刻するのとは訳が違うのだ。


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