見出し画像

アメリカミズアブの思い出

夏休みがやってきました。
家の近くにちょっとした広場があって、夏休みには朝、児童たちが
ラジオ体操をしていたのですが、いつの頃からかその姿は
見られなくなってしまいました(そもそもラジオ体操、
やっているのかしら?)。
それでも虫達は、すべてではないんだけど、ミンミン鳴いたり、
ひらひら飛んだり、卵を産んだり、エサを食べたりして、
姿を見せてくれます。いつまでも一緒にいてくださいね。
そんな夏の昆虫の思い出と昆虫食について、記したいと思います。

アメリカミズアブって知っていますか。
アメリカミズアブは昆虫食の食材として期待されている
昆虫の1つです。少し前になりますが、アメリカミズアブを
食す機会がありました。正直、美味ではありませんでした(あくまで
個人の意見です)。でもきっと、アメリカミズアブだと知らずに
食べていたら、美味だと思ったかもしれません。
アメリカミズアブ。最近私の目の前では、すっかり見なくなったけど、
元気で過ごしているのかしら…。と言うのも私が幼少の頃は、
夏になれば毎年普通に見かけた昆虫だったから。
どこで見かけたかというと、トイレで。私が幼少の頃、我が家のトイレは
”屋外のぼっとん便所”でした。この、屋外のぼっとん便所というのは、
とても臭いのです。特に夏は…。そしてその夏の臭さと一緒になぜか
見かけるようになるのがアメリカミズアブだったのです。残念ながら
アメリカミズアブが臭いのではないのですが、私の中では、
”アメリカミズアブ=臭い”が、定着してしまったようです。
しかもその幼虫は、夏になると便所の床をウヨウヨト歩き回るのです。
それはもちょっとした”夏のホラー”で、(本当に不気味で詳しいことは
あえて形容しませんが)そのせいで、用が足せないこともある程・・・。
先程私は美味ではないと、記しましたが正直に記せば、ぼっとん便所の
風味がした。になるのかしら。そして食べた瞬間、幼き頃の
屋外ぼっとん便所のホラーチックな情景と一緒に、あたりに漂っていた
匂いと、中途半端にうっとうしい
(ブンブンというよりヘナヘナ飛んでいた)アメリカミズアブが
蘇ったのでした。まさかこんな形で再会するなんて・・・。

あ、いや、だからと言って食べるなとか、まずいぞ、とか
否定的なことが言いたいわけではないのです。食べた感想について、
こんなことを思うのは、私だけだと思いますので。
ちなみにアメリカミズアブは、”便所バチ”とも呼ぶそうです。
(カマドウマは”便所コオロギ”とか昆虫の別名ってなんか悪意を
感じるのですが・・・)。

今回は私の夏の昆虫の思い出を通して、アメリカミズアブの昔の
イメージについて記しました。あくまで私個人のイメージです。
今回の内容は、昆虫食について否定的な内容になってしまいましたが、
私的には、昆虫食については推進派です。そして、こんな良くない
イメージを払拭するような研究・開発がアメリカミズアブについて
進められています。次回はそれらについて記したいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
                                       yosino

https://www.businessinsider.jp/post-249047

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?