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土台となるもの

僕が学ばせていただいている方の教えに

「パーソナルトレーナーとして大事なのは知識。その中で根底にあるべきは解剖学。」

とあり、ここ数ヶ月はひたすらに「基本的」な解剖学と機能解剖学について勉強しております。

実は前々回のレッスンで、コミュニケーションエラーによって機能解剖学よりも動作解析をメインに勉強してレッスンに臨んでしまい、筋肉の起始停止と作用があまり頭に入っていない状態。そこで、機能解剖学を理解していると言う前提で実践編の話をされても「?」となってしまったわけです。

そりゃあもう凹みました。落ち込みました。

そこから次のレッスンまでの2週間、全力で機能解剖学(全身の筋肉の「基本的」な起始停止、作用)を頭に叩き込んで次のレッスンに臨んだところ、そりゃもう頭に入る。

少なくとも前回のような「?」状態になることはなく、2時間強のレッスンもあっという間に終わりました。

次回に向けての課題もありますが、まずは前回のレッスンの復習を機能解剖も含めてやって、そこから次回への予習と、もう一つの課題について取り組んで行こうと思います。


前回のレッスン内容のひとつで、アライメントチェックを実戦導入編としてざっくりとやったのですが、今まで正常と思っていた自分の姿勢が実は骨盤後傾だったり、ゆがんでいたりということがわかって目から鱗。

それに対するアプローチの考え方も学ぶことができた。

もちろん、まだまだこれから学ぶことはたくさんあるのだけれども、なんというか自分がトレーナーとして活動している姿がぼんやりと見えてきたような気がして少しホッとしたレッスンだったなぁ。

というのも、この解剖学を勉強している間は本当に不安感に苛まれていて、ちょっと、いや、結構鬱々とした日々だったんですよね。

自分がトレーナーとしてやっている姿が見えなくて、「この先どうなるのか」「看護師を辞めて開業して家族を養っていけるのか」「このまま看護師を続けたほうがいいのでは?」っていう不安と葛藤。

でも今回のレッスンによって、今学んでいることがどういうことに繋がるのか、どういうことが出来るようになるのか、などなどを垣間見ることができた感覚になって、「トレーナーを目指そう」と意気込んだ時のワクワク感が蘇ってきました。


もちろんまだまだです。

考えてみれば、看護学校に通っている時も、基礎看護学とそれに繋がる分野(解剖や解剖生理、栄養や感染など)を3年間のうちの1年かけてやっていたんだもんな。

どんなものにも基礎という土台は大事。

今はその土台を広げていくという作業をしている段階。

その上に積み重ねていって大きな三角形を作ることができたら、自分なりに考えたアプローチも出来るようになるのかなぁと思ったり。


開業しても勉強をする日々は続くのだろうけど

「なにを学べば良いのか」

ということを自分で気づくことができるようになるためにも、今勉強していることは本当に大事だなぁと感じるわけです。



少し話は変わるのですが、自分は運がいい人間だなぁと思うんですよね。(突然すぎる。笑)

というのも結論から言うと、いい講師に出会えた。ということ。

その方にも伝えたんですが、今、教えてもらっている講師を見つけたのは本当にたまたまで。

「トレーナーになって開業したい」

と考えた時に、「じゃあ、どうしようか」となるわけですよ。

やっぱ思うのは

「現在トレーナーとして活動していて、かつ、売れている人」

に学ぶのが一番早い。しかも、これまでマーケティングや経営なんて畑違いで働いてきた自分でも、それを学ぶことができる。

そんな場所を探してたんですね。

今思えば、なんとも自分に都合のいい条件。笑

でも、いたんですよね。

自分の住んでいる地域でトレーナーとして講師をしている人を検索して、ヒットしたのがこの方で。

自分の調べた結果では、自分の住んでいる地域でトレーナーとして活動しながら講師もやっているのはこの方のみ。

しかも、仕事の都合に合わせてレッスンを受けられる。

こんな自分に合った条件で学べる場所が本当にあるなんて。これはもはや運命だ。と思い、すぐに電話、アポイントメント、直接合って面接。

すごい熱意のある方で、最初は圧倒されました。笑

でも、言っていること、やっている内容、予約の取れない店であることなど、

「この人しかいない」

と直感的に思ったんですね。

その場でお願いしようとしたら、「一旦持ち帰って、冷静になって考えて出した結果をまた連絡ください。もちろんご家族で話し合ってから。」と。

信用できる方だなぁ、と。

この話を妻に持ち帰って、背中を押してくれた結果、今に至るわけなんですが、いや、こうやって振り返ってみても本当に運がいい。

そして感謝。妻にも講師にも。

しかも、自分の次にレッスンを申し込んだ人で、この養成システムは一旦打ち切りにしたんだそうな。

本当に運がいいな!とつくづく思います。

このご縁を大切にしながら、ちゃんと学んでいこう。



と、だんだん何を書いているのかわからなくなってきましたが(笑)、知識としての土台、人としての土台を大切にしながら、またさらに積み重ねていこうという記事でした。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

では、また。

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