映画「RRR」を見てきたけど良さが分からなかった
タイトルの通りなのですが、映画「RRR」を見てきました。
僕の周囲で見ている人が多く、面白かったという話をよく聞いていたので、
インド映画であること、3時間という長い映画であることくらいしか前情報を知らない状態で見に行きました。
知人から、
「あれはIMAXで見たほうが良い。友情に関するストーリーで、ストーリーの良さもあるが、、、とにかく”インドの勢い”を感じた。」と言われたので、
なぜ、”友情もの”の映画をIMAXで見る必要があるのか腑に落ちないながらも、
わざわざIMAXで見れる映画館を探していきました。
結果として、確かにIMAXで見たのは良かったと思いました。
しかし、僕には評判で聞いていたほどの良さがあるか分かりませんでした。
大迫力のアクションや映像
良さが分からなかったと書いておいてなんですが、
アクションや映像、画面に出てくる人の多さ、インド映画特有のダンスシーンなどは壮観でした。
圧倒されて、3時間退屈するというようなことはありませんでした。
確かにこれが”インドの勢い”なのかもしれません。
画面狭しと駆け回る主人公たちのアクションやダンスを楽しむ映画なのだと思います。そういった意味でIMAXで見て正解だったと思います。
反英映画的なストーリー
僕が純粋に楽しめなかったのは、ストーリーです。
友情物語として説明されることが多いようですが、どちらかというとインド人の愛国心を高めるための映画としての色が強いように感じました。
植民地時代の極悪非道な英国人を、インド人の英雄二人がやっつけるという話。
お隣の国が作る反日映画とやっていることは同じだと感じました。
愛国心を高める映画が悪いとも思いませんが、
歴史的な背景を組み込んだ世界観で、あれほどまでに”悪の英国”を演出する必要があるのか、と疑問に感じたのです。
あくまで、エンターテイメントとして、余計なことを考えずに楽しめれば良かったのかもしれません。
そもそもインド映画では良くあるストーリーなのかもしれないし、気にするような事でもないのかもしれません。
しかし僕は、インド人のルサンチマンみたいなものを感じて、心に引っかかってしまい、純粋にストーリーを楽しむことが出来ませんでした。
まとめ
余計なことを考えずに、純粋に大迫力のアクションとダンスを楽しむのであれば、良い映画だと思います。
ただ、今の僕にとっては3時間かけて見るほどの価値を感じませんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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