【百年ニュース】1920(大正9)4月26日(月)賀陽宮恒憲王(20)の成年式。麹町御用邸(現在は千鳥ヶ淵戦没者墓苑)を出て、午前中宮城で式を終え、午後は葉山で療養中の大正天皇を訪問。当時恒憲王は陸士在学中(32期)。「この日、恒憲王成年式につき、鮮鯛一折を贈進される(昭和天皇実録)」
賀陽宮恒憲王は陸軍中将に昇進し、終戦時は陸軍大学校長だった。妃は九条道実公爵の五女敏子。野球ファンとして知られ、1934(昭和9)に敏子妃とともにニューヨークで試合観戦。ヤンキース所属の最終年だったベーブルース(翌年ブレーブスで引退)とも対面した。1947(昭和22)皇籍離脱。1978(昭和53)逝去。
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