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【百年ニュース】1920(大正9)6月30日(水)ウィンブルドン準決勝、清水善造(29)が米国のビル・チルデン(27)に善戦(4-6,4-6,11-13)。清水は三井物産社員で当時カルカッタ駐在員。長期休暇を利用し渡英、勝ち上がった。同年世界ランキング9位,翌年4位。1927選手生活を引退し三井物産社業生活に専念。

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ビル・チルデン(Bill Tilden)は決勝で前回大会優勝のジェラルド・パターソン(オーストラリア)を破り米国人初のウィンブルドン優勝を果たす。生涯でウィンブルドン3度優勝、全米オープンは7度の優勝を果たした。188cmの長身から繰り出す弾丸サーブ「キャノン・ボール」が武器。1959国際テニス殿堂入り。

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ビル・チルデンが試合で好んで着用したセーターは、日本では「チルデン・セーター」と呼ばれ現在に至る。白または生成のVネック型厚手ケーブル編みで、首回りと袖に赤や青のラインが入る。海外ではTennis sweaterまたはCricket sweaterと呼ばれる。

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