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【百年ニュース】1921(大正10)6月23日(木) フランス訪問中の皇太子裕仁親王がアルザス・ロレーヌ地方の中心都市ストラスブールを訪問。1871普仏戦争でドイツ領となったが,1919第一次世界大戦の結果フランス領に復帰した。裕仁親王も訪問したストラスブール大学には多くの予算が充てられ急速に発展。

フランスを訪問中の皇太子裕仁親王がアルザス・ロレーヌ地方の中心都市ストラスブールを訪問しました。この地は1871年の普仏戦争の結果敗れたフランス領からドイツ領へ移行したが、1919年の第一次世界大戦の結果再びフランス領に復帰しました。裕仁親王は学問の中心地ストラスブール大学を訪問。このストラスブール大学にはフランス政府より特に多くの予算が充てられその後急速に発展していきました。

私がここで、フランス語の授業をするのは、これが最後です。普仏戦争でフランスが負けたため、アルザスはプロイセン領になり、ドイツ語しか教えてはいけないことになりました。これが、私のフランス語の、最後の授業です。フランス語は世界でいちばん美しく、一番明晰な言葉です。そして、ある民族が奴隸となっても、その国語を保っている限り、牢獄の鍵を握っているようなものなのです。フランス万歳!

アルフォンス・ドーデ「最後の授業」『月曜物語』1871~1873

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