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【Voicy】#強運の掴み方 プライドを捨てて自分の弱みを認めること(2021.9.15放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。本日はいつもとは違いまして、Voicy編集部募集の「#強運の掴み方」というテーマで放送を収録してみたいと思います。タイトルは「強運の掴み方、プライドを捨てて自分の弱みを認めること」です。よろしければ最後までお付き合いをお願いします。

私は「運がよい」です。強運の持ち主です。50年間を振り返り、今の自分の姿を考えると、つくづく運がいいなと思うわけです。運がいいこと「幸運」と、運が強いこと「強運」は、違います。一回きりが「幸運」、一方で「強運」は連続して「幸運」をつかみ取ることだと思います。私は本当に強運の持ち主だったなと振り返ります。

新潟の田舎で生まれ育ち、16歳で父親を亡くし、経済的にも苦しかったなかで、大学を卒業し、留学までし、三井物産に入り、10年目に起業し、苦しい時もありましたが切り抜けて、現在17期目、元気に仕事をしています。家族にも恵まれました。本当に強運でした。

私の尊敬する松下幸之助も、自分自身が強運の持ち主であることを自覚していました。また採用試験では「あなたは運がいいほうですか」と聞いたそうです。もちろん採用されるのは「運がいい」と答えた人です。この松下幸之助の気持ち、よくわかります。人生はいいこともあれば、わるいこともある。自分の今までの人生を振り返ったときに、肯定できるかどうか、これがこの質問の本質です。

人間は必ず失敗します。失敗は誰にとっても辛いことです。そして失敗したときに、自分の自尊心を守ってくれる魔法の言葉があります。それは「運が悪かった」なんです。自分は能力では劣っていない、努力も十分にした、しかし結果が付いて来ずに失敗に終わった。なぜか。自分自身のせいなのか。いや違う。自分のせいではない。自分は劣っていない。これは運のせいだ。運が悪かっただけだ。このような思考法で自分のプライドを守る訳です。

私はそうは思いません。真摯に反省して、次に生かすためには、自分のプライドを捨てて、いや自分の能力が劣っているか、また努力が足りなかったか、あるいはその両方か、ここを認めて再出発する方がはるかに良いです。自分の強運をもってしても失敗した。こりゃ自分の能力や努力が余程不足してるぞ、と考えるわけです。

プライドを捨てて進歩を目指すのか。進歩を捨ててプライドを守るのか。みなさんは如何でしょうか。私はプライドを捨てて進歩を目指す方がよい人生を送れると確信しています。強運な自分が失敗するんだから才能不足・努力不足だ。これは頑張って補わないと大変だ、このように考えると、進歩のためのモチベーションにつながってきます。そして不足を補うべく、コツコツと努力を重ねる。その結果として、次の場面では、失敗しそうなときに、成功をつかみとる可能性が高まります。引き続き失敗もありますが、成功も増えてくる、実績があがるようになる。そうなると増々「俺は運がいいな」「強運の持ち主だな」と思えるようになるんですね。

つまり私流の「強運の掴み方」は、プライドを捨てて自分の弱点、つまり能力不足と努力不足を認めるということです。失敗したとき運が悪かったと思わない、ということです。自分の強運をもってしても失敗したということは、能力が足りない、努力も足りない、そういうことなんだな、この思考法こそ、強運の掴みかたです。ご参考になったのであれば大変嬉しいです。

ということで、本日は「#強運の掴み方 プライドを捨てて自分の弱みを認めること」というタイトルでお送りいたしました。もし宜しければ是非フォローをお願い致します。以上「100年ニュース」「毎日が100周年」吉塚康一でした。ご機嫌よう。



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