見出し画像

【百年ニュース】1920(大正9)7月4日(日)憲政会院外団主催の内閣弾劾野外演説会開催。5月の選挙で大敗北を喫した野党憲政会は、落選議員が院外団に合流。街頭活動や野外演説会を活発化させる。与野党とも自由民権運動の壮士を源流とする組織内部に院外団を持つ。院外団はときに暴力を党に提供した。

院外団とは議院の外で政党活動に従事した非議員からなる集団。1903(明治36)頃から正式に組織化され始めた。議場闖入と乱暴、演説会場の警備、代議士護衛、敵対政党の演説会荒し、選挙時の有権者駆り出し等が主な仕事。院外団から議員に転じた例も(大野伴睦)。「暴力団ではないが、まあ腕力団ぐらい」。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5


よろしければサポートをお願いします。100円、500円、1,000円、任意のなかからお選び頂けます。いただいたお金は全額、100年前の研究のための書籍購入に使わせていただきます。サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。ありがとうございます。