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SDGs未来都市 岐阜県高山市主催 期間限定オンライン展示会 ”めぐるめぐらす” に参加します|エコフレンドリー|サーキュラーエコノミー|新しい言葉が次々と生まれ人々の関心は”自然”へ|樹木の成分が広げる世界|個人名で出展する意味とは

ここ数年、人類が環境に負荷をかけてきたツケがまわってきているように感じます。気候変動しかり、ウイルスしかり。経済は大きな打撃を受け、多くの人たちは自分の置かれた状況を見直す機会を得ました。そしてこのようなタイミングで、高山市はSDGs未来都市に選定されました。

SDGs未来都市
環境未来都市に加え、地方創生につながる「自治体SDGs」として、地域のステークホルダーと連携し、SDGs達成に向けて戦略的に取り組んでいる地域・都市が選定

昨年は日下部民藝館にて開催 あれから一年

昨年同じ時期にあった展示会の流れを組むものですが、今年はSDGsを意識して企画された展示会となっています。当初は会場を用意し、リアルで行なわれる予定でしたが、度重なる緊急事態宣言の発令によりオンライン化されました。

私は今回、個人名で出展しています。ここ数年、家具製作という枠にとらわれず活動してきており、様々に広がった活動の一部を紹介するのではなく活動全体を伝えたいと感じたからです。マキノウッドワークス、牧野木の総合学研究所、高山環境アレルギー対策センター、株式会社 M1。それぞれが少しずつ絡み合い、一つの方向を見ているのですが、個々の名前がついてしまうと限定され何か違ってしまうためです。

イチイの木

その活動の中心には、常に樹木があります。長い間、木材を扱ってきましたが、ここ数年樹木の成分に着目する中で、その活動は当然のように生きた樹木にもつながり、ランドスケープに関わるまでに至りました。もちろん、私個人の力ではなくパートナーのおかげです。先日はパートナーが率いるスペインチームと初のウェブミーティングを行い、その活動の幅はさらに広がりを見せようとしています。

今回は様々なジャンル13組の出展者が参加しています。それぞれに今の時代を考え、日々取り組んでいます。小学生の子供達まで参加しているのも、今回らしいところです。私のようなじきに現役を引退するだろう人たちだけで何かするのではなく、次の世代の人が少しでも関係していて欲しいと常に考えています。おそらく彼ら彼女らに、すぐに響くことは少ないでしょう。しかし、この関係性、このとき見聞きした何かが、いつかどこかで彼ら彼女らのものになる時が来ると信じています。そんな今まで当たり前のように行われてきた、世代の連綿性こそが今必要だと感じます。

そういう意味で、”めぐるめぐらす”という展示会名はいいなあと思います。どこでもいつでも見られるオンライン開催です。お時間ある時に、ぜひご覧ください。

ちなみに、私はモノではなく体験を出品しています。動画もわがままを言って自主製作していますので最後まで見ていただけると嬉しいです。では、お楽しみください。

岐阜県高山市主催 期間限定 オンライン展示会 “めぐるめぐらす”
会期:令和3年 11月 1日 〜 30日

(下記画像クリックで専用サイトへ)


最後に、今回の展示会をかげで支えてくれている多くの方々に感謝いたします。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。



飛騨高山の森林資源を有効に活用するための研究や活動をしています。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。