介護現場における相手に動いてもらうためには

相手を動かすためには

1.他者目線

2.信頼貯金

2点があると相手は動いてくれます。しかも喜んで。

1.2を掘り下げてみましょう。

1.他者目線
「前はやってくれたのに、今回は同じように伝えたけど断られた。嫌な顔された」こんな経験ありませんか。

これは前と今の状況が違うからです。

例えば、
前は通常業務しかない時に聞いた、ゆとりがある時に聞いた。
今は通常業務+イレギュラー業務(特に期限が迫ってる、外部からの依頼)の時に聞いた。
状況は全然違いますよね。

相手がどんな状況かを把握することは大切です。

急に相手のことをわかることはできません。普段のコミュニケーションが大事です。

好きな食べ物は何か。嫌いなフレーズは何か。休憩は誰からも干渉されたくないのか。家族構成は…

相手のことを知るために聞きすぎるのは良くないです。
必ずしも相手はあなたのことを好意的に思ってないかもしれません。
あなたも好意的でない人から根掘り葉掘り聞かれたら嫌ですよね。
どこまで相手のことを知るかは相性を分かった上でさりげなく聞いていくと良いと思います。「そんなの難しい」と思うかもしれません。

大丈夫です。

相性はどうかなと考えている時点で相手に興味を持っているのでそれだけでOKです。

相手がどんな人なのかわかったところで、次のステップです。

他者目線

相手がどんな人なのか、相手が今抱えている仕事はどのくらいなのかもう把握していますよね。

具体的に
業務以外は自分の時間と思っている。
今は機嫌が迫ったイレギュラー業務がある。
最近子供が生まれてプライベートが忙しい。

仕事の話は業務時間内にする。もちろん休憩時間も。
仕事の話をする時は業務開始して1時間後。業務始めてからはまずは自分の仕事したいですよね。きっと相手は「今日はこの仕事をして次にこれして」とプランを立ててるので。

そこで「今、いいですか?」と聞く。

「今日は忙しいですか?」→相手の予定を確認

「何々お願いしたいんですけど、予定はいかがですか?」

これでOKです。

「いいですよ」「今日は難しい」
と返事くれます。そこに負の感情はありません。

他者目線になっていないと

「前は言ってくれれば手伝うよって言ったから声かけたのに(怒)」

「いつでも良いってわけじゃないのに。今日は機嫌迫ってる仕事があって忙しいのに(怒)」

とネガティブ感情が出てきます。

他者の立場になって仕事すると相手が受け入れてくれる可能性めちゃめちゃ高まります。

続いて

2.信頼貯金です…

長くなってしまったので次回にします。

一緒に頑張りましょう。

#介護福祉士 #介護 #特養

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