介護現場における相手に動いてもらうために2
前回の続きです。
前回は
他者目線を掘り下げました。
今回は、信頼貯金です。
『信頼』とは、
相手を信用し、頼りにすること(Wikipediaより)。
**信頼貯金とは、頼りにされたことで貯まったものです。 **
この貯金があると相手は動いてくれます。
どういうことか。
たとえば、
私が何か困っている時になんとなく助けてくれるAさん
私が困っているけど、いつも手伝ってくれないBさん
あなたはどちらを信頼しますか?
Aさんですよね。
このなんとなく助けてくれるのが貯金となります。
なんだ、そんなことかと思うかもしれません。
言葉にするとこんな簡単なことなのです。
Bさん「なんであの人はAさんが言うと文句言わないのに私が言うと文句言いながらやるんだろう」
信頼の貯金がないからです。
Bさんはどうすれば良いのでしょうか。
信頼の貯金を貯める必要があります。
どう貯めるか。
お金を貯めるのとは違います。
何も考えずに働くだけでは信頼貯金は増えません。
そこで前回取り上げた他者目線が有効になります。
相手のことを知って、相手が喜ぶとことすれば良いんですよね。
信頼はすぐには得られません。時間がかかります。ただ、貯金が貯まってくると相手が心良く仕事引き受けてくれるようになります。
めちゃめちゃ嬉しいですよね。そんな未来が待っていると考えれば少しの我慢はプライスレスです。
1人で出来る仕事量は限られてます。
人に頼むことでさらに大きな仕事が出来るようになり、喜びに変わります。
さあ、信頼貯金貯めてみませんか。
目に見えるようにしても面白そうですよね。
私「今、信頼貯金が100シンライだから50シンライでやりましょうか?」
うーん、信頼貯金を可視化するのとギスギスしそうですね。
他者目線と信頼貯金、ぜひ試してみてください。
一緒に頑張りましょう。
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