ようやくハンコなしになりそうです

河野太郎デジタル相は21日の閣議後記者会見で、介護サービス事業者と利用者とが契約を交わす際の書類の押印について、「省略可能」と明言した。

「事業者と利用者の契約の際に押印を求められるケースがある。今の押印廃止の流れに逆行しているのではないか、という声がデジタル庁に寄せられた」

河野大臣は会見冒頭でこう切り出し、厚生労働省と調整したと報告。「利用者の利便性を向上させる観点から、契約時の認印は省略可能であるということを、厚労省から業界団体などに改めて周知して頂く」との方針を示した。
JOYNT介護ニュース

令和3年度介護報酬改定の時に「署名・押印を求めないことが可能であることや代替手段を明示する」とありました。

この時にケアプランや役所関係(指導監査、加算など)の書類は押印は不要となりました。
会社代表者印が必要だった書類が押印不要になったことは、書類作成者側としてはとてもスムーズに役所に書類提出することができるようになりましたよね。

ただ「サービス契約書」「重要事項説明書」には押印が必要でした。
※自治体によって違いがあるかもしれません

アレは押印必要でコレは押印不必要ってめちゃめちゃ分かりづらいですよね。

今回の決定で全ての押印が不要になると良いなと思います。

そういえばなんで押印って必要なのかな?と思ったので調べてみました。
印章の起源って5,000年前にもなるんですね。メソポタミアからだそうです。

契約等に際しての押印(捺印)という行為は意思表示のあらわれと見なすことができる。例えば、契約書等に記名(署名や押印・捺印等)をする行為は、その契約を締結した意思を表示したものと見なすことができる。また、印章の使用は認証の手段として用いられることもある。これらは特定の印章を所有するのは当人だけであり、他の人が同じ印影を顕出することはないであろうという社会通念に立っている。それゆえに、文書に押された印影を実印の印影や銀行などに登録された印影と照合して、間違いなく当人の意思を表すものかどうかを確認することが行われる。
Wikipedia

これだけ溶け込んだ印章(印鑑)文化です。
すぐには変えれそうにないのかな。
簡単になるならすぐに馴染むのかな。

電子印鑑するくらいなら押印なしでいいですよね。

現場からは以上でーす。

今日の一曲は🎵
槇原敬之で「どんなときも。」

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