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僕は60歳まで介護士をやらないことを決めている

まずはじめに50・60歳代で介護士をやっている方を否定しているわけではありません。むしろ尊敬しています。

介護士を60歳までできないと思ったのは26歳くらいだったかな。

理由は2点です。

①若い男性介護士はおばあちゃんがチヤホヤしてくれる

若いってだけで失敗しても「仕方ないわねぇ〜」と許してくれます。おむつを綺麗にあてなくても怒られないのです。
#あまりにもひどいと怒られることあります
#若いのに怒られたら次気をつけよう

泊まりの介護サービス施設を利用する方は女性8割、男性2割です。
#よしよし研究所調べ
圧倒的に女性社会なのです。さらにサービス提供者(介護士や看護師)も女性が多いです。当日の出勤者で僕だけ男性ということは珍しくありません。

おばあちゃんからすると20代介護士はひ孫みたいなものなので可愛くてたまらないのです。
それが月日を重ねて50、60代になっていくとひ孫から息子に近くなってきます。
裸で身体を洗われる。おむつを替えられるケースで見てみると年齢が近くなってくると「恥ずかしさが増す」のかなと思います。
ひ孫ならまだいいけど、息子に身体を見られるなんて恥ずかしい‼︎という具合に。

男性介護士のピークはひ孫か孫くらいの年齢なのです。
#断言した

②体力や判断力が落ちる

体力は20歳がピークとされています。介護士はやっぱり体力勝負です。今でも筋トレは欠かさずに行っています。
人間相手なので毎日同じオペレーションにはなりません。昨日と同じサービスをしても不正解なことがあるので一瞬で判断し決断しなければなりません。
年齢を重ねれば引き出しの数は増えます。ただ、どの引き出しを選択すればいいのかというスピードは落ちていきます。

介護現場では若手スタッフもベテランスタッフも同じ業務量をこなします。
若いから許されることはあるけど、ベテランには許されにくい場面が多いように感じます。

介護士を60歳までできないという考えは今でも変わってないので今後も変わらないと思います。
年功序列だけでステップアップすることは少なくなり実力がものをいう仕組みになってきましたが、やっぱり現場では年齢で区別されます。
年齢と共にキャリアアップ(プレイヤー→プレイングマネージャー→マネージャー)していかないと「居づらく」なってしまうのを目の当たりにしています。

20代男性介護士のあなた。
今のうちにチヤホヤされてね笑

今日の一曲は🎵
Dragon Ashで「Grateful Days」

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